mixiユーザー(id:91293)

2021年12月08日12:59

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日本や日本の首相が苦慮する必要なんてあるのか?

むしろ、アメリカのやっている「外交ボイコット」のほうが苦慮の結果だと思うぞ。

1980年のモスクワオリンピックでは、アメリカは「ソビエトのアフガニスタン侵攻」を理由に世界に対して大々的にボイコットを要求し、日本もそれに従わざるを得なかった。

が、ゴルバチョフ氏の行ったグラスノスチ(情報公開)でとんでもないことがわかってきた。当時のアフガニスタン政府は過激な武装勢力のために危機に陥っており、ソビエトに対して援助要請を出していた。当時のソビエトでは書記長であったブレジネフ氏が病気で執務困難であり、コスイギン氏・アンドロポフ氏などが協議の上、しかたなくアフガニスタンに出兵した(ということになっている)。
そのへんはウイキペディアの「アフガニスタン紛争 (1978年-1989年)」にも掲載されている(文字コードの関係でURLが貼れないのでちょっと検索してほしい)。
そういう事情を鑑みることなく、アメリカは「俺様が正義だ、ソビエトは極悪非道だ」とやってしまったわけだ。

で、今回も中国に対して人道問題だなんだと言っているわけだが、アメリカが他国に対して「証拠を出して見せた」というニュースは聞かない。「これが証拠だ」と見せられて「ついていきます」と言ってしまった日本の首相も存在するが、今回はそうではない。

アフガニスタン戦争の経験がある以上、アメリカも「俺様が正義だ、ボイコットしろ!」とは言えずに「外交ボイコット」などという苦慮の結果になったと考えることもできる。

私の考えとしては「日本は最後まで正式発表をせず、中国当局を困惑させつづけたあとで「私は日本の内閣総理大臣としてではなく、岸田文雄個人の資格でオリンピック参加選手に敬意を表するため開会式に参加するが、中国政府関係者とは一切話をすることはない」というのが最適解ではないだろうか?

■岸田首相、北京五輪対応に苦慮=米外交ボイコット、「折衷案」も
(時事通信社 - 12月08日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6768896
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