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2021年11月28日17:40

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平成ガメラ3部作、『ガメラ2 レギオン襲来』

今月、角川シネマの『ガメラ』シリーズの上映がありました。1960年代製作の『大怪獣ガメラ』と『空中決戦 ガメラVS ギャオス』を久々に観て楽しました。
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この企画と連動して、1990年代に製作された平成ガメラ3部作のリバイバル上映がありました。平成ガメラは当時妻と3部作を観て、あのガメラがこのように復活したことにとても感動した思い出があります。
今回すべて観たいところですが、上映回数が少ない上映のため、大好きな『ガメラ2 レギオン襲来』を観てきました。劇場は私と同じくらいの世代と若い世代の観客で一杯でした。

北海道の支笏湖の恵庭岳付近に巨大隕石が落下、その後札幌の地下鉄に正体不明の生物レギオンに襲われます。その後市内に巨大植物(草体)が出現、爆発して種子を飛ばす前にガメラが出現して排除しますが、レギオンに襲われます。その後、草体は仙台に出現し、爆発して種子を飛ばしますがガメラが全身で受けとめます。やがてレギオンは東京を目指していることが判明します。

今回のガメラの敵レギオンは宇宙生物という潔い設定で、草体と共生して種子と一緒に宇宙空間を飛び回る恐ろしい生物でもあります。ガメラは人類ではなく地球環境の守護神として侵略者と戦いますが、傷つきケガを癒やしたりする姿には親近感がわきます。仙台での大爆発ではガメラは炭と化しますが、復活する姿には宇宙戦艦ヤマトの思い出し、感動しました。

この作品は物語の面白さもさることながら、特撮が素晴らしいです。CGが今ほど進化していない90年代ですが、札幌でのパニックの描写は素晴らしいです。すすきや狸小路は緻密なミニチュアを作って破壊する様子には今までの驚きます。また、人間から見る怪獣の姿を強調して、街に出現した怪獣の臨場感がありました。

レギオンは電磁波に誘われて札幌に出現して南下して仙台を通って東京に向かいますが、土地勘がある中での移動なので親近感がでてきました。
それにしても、これほど自衛隊が登場していたことをすっかり忘れていました。ガメラ登場は30分くらいで残りのほとんどは自衛隊のシーンだったように思います。大学の研究室ではなく、青少年科学館の職員が自衛隊に協力するする設定には笑ってしまいました。
変な設定もありますが、怪獣映画としては最高に楽しめました。


写真左:平成ガメラリバイバルのパンフから、格好良いです
写真中:レギオンが最初にやってきた恵庭岳、帰省のときに訪れました
写真右:昔購入したガメラのフィギュア、ガメラ3でした
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