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2021年11月04日19:18

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『大怪獣ガメラ』

先週から市内のミニシアターで、「妖怪特撮映画祭」が開催されています。
角川シネマがかつての大映が製作した妖怪映画や『大魔神』などの特撮映画をまとめて上映する映画祭で、東京では7月から上映が始まっていました
全国の上映劇場は6館でそれほど多くありませんが、仙台では規模を縮小して開催しています。
上映される作品の中に、大映が誇る怪獣映画『ガメラ』シリーズがあります。
子供の頃に最初に観た映画は怪獣映画で、しかも『ガメラ』だった記憶があります。私はメジャーな『ゴジラ』よりも子供も味方の『ガメラ』が好きでした。
亀を飼っていたことも理由ですが、愛嬌のある造形と強くなさそうなところが気に入ったと思います。

今回観たのは、シリーズ1作目『大怪獣ガメラ』と3作目『空中決戦 ガメラVS ギャオス』です。いずれも1960年代の作品で、リアルタイムでは観ていなかった作品です。
会場はかなり入っていて、若いカップルが観ているのはちょっと驚きです。デート映画として成立するのでしょうか。
『大怪獣ガメラ』はガメラ誕生が北極海での3000年の眠りから国籍不明機の原子爆弾の爆発によって目を覚ます設定であったことを思い出しました。実家の町にある自衛隊が登場するのをすっかり忘れていました。
1作目からすでに子供には割と優しい存在であるという設定だったことを初めて知りました。各国の技術を集結したZプランという火星にガメラを送ってしまうのがラストで、10年前の1950年代に登場した『ゴジラ』とずいぶん違います。
3作目は宿敵怪獣ギャオスとの戦いで、ギャオスが強くガメラが負傷して海で傷を癒やし反撃するのが印象的です。

懐かしさ一杯の昭和の『ガメラ』でした。この後に1990年代に平成の『ガメラ』3部作が作られました。このシリーズは妻と観て、あのガメラがこんなかっこよく強いとは感動した記憶があります。ソフト人形を買って、書斎に飾っています。
今回の映画祭とは関係なく、平成の『ガメラ』のスペシャル再上映が仙台で企画されまsた。仙台が消失してしまったシリーズ2作目などをもう一度観たいです。


写真左:「妖怪特撮映画祭」のチラシ
写真中:上映された昭和の『ガメラ』
写真右:平成『ガメラ』の再上映のチラシ
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