『サマーフィルムにのって』 2021年89作目 ☆☆☆★ チネ・ラヴィータ
https://phantom-film.com/summerfilm/
「青春もの」は守備範囲ではないのですが、「タイムマシンが出てくる」となれば観ないわけにはいきません。
「夏」で「タイムマシン」と云えば『サマータイムマシン・ブルース』。
『〜ブルース』では「タイムマシンの無駄遣い」が見れましたが、こちらでもほぼ同じでした。
「夏」で「タイムマシン」とくれば「無駄遣い」なのでしょうか?
主人公は映研部員の女子高生。
文化祭に向けて映画を撮る事になったんだけど、キラキラ女子が監督する「キュンキュン映画」には目もくれず、ひたすら趣味に走った映画を撮る。
趣味とは「時代劇」。
渋い…令和の女子高生が白黒の時代劇を観て勝新の良さを熱弁する。
昭和か?
話は「時代劇を撮る」てなるんだけど、なかなか主演が見つからない。
スタッフや助演は濃い、濃過ぎる生徒を見つけて何とかなるんだけど、肝心の主役が…
妥協はしたくない。でも、見つからない。どうしよう…となったところに現れましたタイムトラベラー。
最初は「タイムトラベル」の事は秘密なんだけど、あっさりバレちゃって「それでいいんか?」なんだけど、「何故過去に来たのか?」「未来はどうなっているのか?」で引っ張てくれました。
ネタバレなんで書かないけど、良く出来てました。
主役も見つかって後は撮影。
あれやこれやのトラブルがありつつも、何とか撮影を続ける。
若いって良いねえ。
青春だねえ。
主演が元乃木坂46の伊藤万理華さんなんだけど、ホントに光ってた。
若さと、ひたむきさが溢れてた(馬鹿さもだけど)。
一緒に映画を撮るメンバーも濃くてキャラ立ちしてた(若干一名、ホントに濃くて「お前絶対高校生じゃないだろ」だったけど)。
ライバル? の「キュンキュン映画」撮ってたキラキラ女子も良い子だったし。
つうか、「私もキュンキュンしたい」って、やっぱりそういう年頃なのね。
最期の展開だけが個人的に「何故そうなる?」でしたが、他は全力で楽しかったです。
羨ましい高校生活です。
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