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2021年11月22日09:06

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『サマーフィルムにのって』 2021年89作目 ☆☆☆★ チネ・ラヴィータ

『サマーフィルムにのって』 2021年89作目 ☆☆☆★ チネ・ラヴィータ
https://phantom-film.com/summerfilm/

 「青春もの」は守備範囲ではないのですが、「タイムマシンが出てくる」となれば観ないわけにはいきません。
 「夏」で「タイムマシン」と云えば『サマータイムマシン・ブルース』。
 『〜ブルース』では「タイムマシンの無駄遣い」が見れましたが、こちらでもほぼ同じでした。
 「夏」で「タイムマシン」とくれば「無駄遣い」なのでしょうか?

 主人公は映研部員の女子高生。
 文化祭に向けて映画を撮る事になったんだけど、キラキラ女子が監督する「キュンキュン映画」には目もくれず、ひたすら趣味に走った映画を撮る。
 趣味とは「時代劇」。
 渋い…令和の女子高生が白黒の時代劇を観て勝新の良さを熱弁する。
 昭和か?

 話は「時代劇を撮る」てなるんだけど、なかなか主演が見つからない。
 スタッフや助演は濃い、濃過ぎる生徒を見つけて何とかなるんだけど、肝心の主役が…
 妥協はしたくない。でも、見つからない。どうしよう…となったところに現れましたタイムトラベラー。

 最初は「タイムトラベル」の事は秘密なんだけど、あっさりバレちゃって「それでいいんか?」なんだけど、「何故過去に来たのか?」「未来はどうなっているのか?」で引っ張てくれました。
 ネタバレなんで書かないけど、良く出来てました。

 主役も見つかって後は撮影。
 あれやこれやのトラブルがありつつも、何とか撮影を続ける。
 若いって良いねえ。
 青春だねえ。

 主演が元乃木坂46の伊藤万理華さんなんだけど、ホントに光ってた。
 若さと、ひたむきさが溢れてた(馬鹿さもだけど)。
 一緒に映画を撮るメンバーも濃くてキャラ立ちしてた(若干一名、ホントに濃くて「お前絶対高校生じゃないだろ」だったけど)。
 ライバル? の「キュンキュン映画」撮ってたキラキラ女子も良い子だったし。
 つうか、「私もキュンキュンしたい」って、やっぱりそういう年頃なのね。

 最期の展開だけが個人的に「何故そうなる?」でしたが、他は全力で楽しかったです。
 羨ましい高校生活です。   


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