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2021年11月21日22:24

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真空管アンプ沼

自分が高校生の頃、アルバイトして買ったYAMAHA C-2(プリアンプ)が15万円。
これとセットになるメインアンプのB-2が20万円で合計35万円。当時のYAMAHA的には2番目に高いセパレートアンプだった。(ちなみに最高級機はC-1&B-1のセットで80万円くらい)
70年代からバブル前の80年代のオーディオ全盛期で、国産プリメインアンプの最高価格はおおむね2〜30万円程度だったはず。

オーディオの世界から遠ざかることうん十年。
ここ10年くらいはまたオーディオ熱が再発して、専門店に顔を出すこともあるけど、その価格の高騰っぷりには呆れかえる。
高級機は今や平気で3桁万円超えになってるのだ。
いくつかの技術革新はあったものの、アンプやスピーカーの駆動原理は変わってないのに、だよ?
価格が上がる要因としては、選別された高級パーツや振動が起きにくい頑丈な筐体を使うからだろうけど、それにしてもこの値段はなんなんだ?
メモリカードの違いでデジタルの音が変わるとか、音を良くするための途方もない金額のオプションだとか、もはやオーディオは趣味ではなく、宗教の域に達しているのかもしれない。
こんなんじゃもう、庶民には手が出ないっすよ。ぱいせん、、、orz

そんなわけで、かつての高級機をレストアして、お手頃価格で落札できるオークションが、今は大にぎわい。(といっても、人気機種はそれなりに高価になるが)

そんななか、最近自分的に熱いのが、真空管アンプ。
先日、自作の真空管アンプを落札したけど、これがなめらかで繊細な音を醸していて、すごく聴きやすいのだ。
たいして高くないアンプだったので、音のスケールの小ささは否めないけど、シンプルな回路で雑味がいっさい入らず、素直に音楽を奏でてくれる。
ビジュアル的にも、あのオレンジの輝きがほんわり癒してくれて、冷たい石のトランジスタでは味わえない温かみが、真空管アンプにはある。

というわけで、今日の画像は真空管。
オーディオ用真空管といえば300Bや2A3、KT88あたりがポピュラーだけど、これは6AQ8という、高級オーディオ用に開発された国産の珍品。
真空管は生産国や型番で音色も違うみたいで、奥が深くて、まだまだ探求することが多い。
新たな沼にのめりこみつつある自分。。。

■270万円のアンプ、左右で300万円のスピーカー 令和の時代に、高級オーディオに復権の兆し?
(まいどなニュース - 11月21日 11:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6748492
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