『うみべの女の子』 2021年87作目 ☆☆☆ チネ・ラヴィータ
https://umibe-girl.jp/
同名の漫画の実写映画化。
女子中学生の恋とSEXを描いた作品で、本来なら☆4つか3.5で邦画ベストは確定、総合ベストの候補になる。筈だったのですが…
「惚れた方が負け」とはよく云ったもので、主人公の女子中学生が好きになる男子が只のクズ。
なので、SEXが汚い。
中学生らしい初々しさや、若さが全く無い。
ただただ汚い。
文字通り「覚えたての中学生」なんだけど、クズ男の態度がクズ過ぎて汚い。
クズはもう一人いて、先輩がクズ。
中学時代からクズで、高校でケバイ女はべらせて薬やってる。
「クズは中学からクズ」は事実だからそれがそれでいいんだけど、度が過ぎていて作品そのものに対してマイナスにしかなってない。
主人公の女子中生が可愛そうでしかない。
惚れた男は只のクズ。
先輩はケバイ女はべらせて薬やってるクズのクズ。
女子中生の恋とSEXってこんなに汚いの?
主人公が本当に可哀そう。
素朴な中学生っぷりが本当の中学生に見える熱演してるのに、クズのせいで全部台無し。
「惚れた方が負け」
「恋は盲目」
に
「若気の至り」
で、清純な女子中生が汚れてくだけの話。
これが「大人になる」って事なの?
エンディングで女子高生になった主人公が出てくるんだけど、本当なら「大人になったね」「垢抜けたね」となる筈が、ただ「擦れた」だけにしか見えない。
あんなに無垢で清純だったのに、クズのせいでこんなにも汚くなるなんて…
中学生らしい素朴なファッションとか、カメラ下げて海辺を歩いたり、雨の中ずぶ濡れになるシーンとか、「画」的に良いシーンが沢山あるのに、クズのせいで全て台無し。
原作が太田出版のFコミックな時点で察するべきでした。
映画日記一覧
https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=23096056&id=1381108346
映画blogはこちら。
http://blog.livedoor.jp/ken_taro/
ログインしてコメントを確認・投稿する