前の日記では過去、自分の50年以上も前のことも思い出したことについて書いた。
同時に最近違う世界も見えたり感じたりする。
それは電車に乗ったとき(地下鉄は別)に窓から見える外の光景だ。
電車から見えるビルやマンション、道路を走ってる車や人。そしてその街。
その光景が今電車に乗っている自分とは別の世界で動いているように見えるのだった。
特に夜のビルに電器がついている部屋とか、夜にライトを照らして道路を走る車などは、なぜかとても切なく美しく感じたりするのだ。
この感覚は子供の頃からあり、電車から見る光景がまるで舞台を見ているようで絵のようだったのだ。
そして電車に中の世界とは別世界である不思議でなんとも言えない気持ちになったのだった。
その光景を見て不思議な感覚に思わなくなったのは、ごく最近だ。
最近はその電車からの外の光景とは一体化して自然に見れるようになった。
それでもやはり、電車から見える光景は飽きない感じだ。
還暦になって物の見方が変わったのかもしれない。
このような感覚はいいのか悪いのかは分からないが、他の人も多少はあるのだろう。
反対に道を歩いているときは別の感覚が見えてくる。
今までは道を歩いていて、同じく歩いている人や光景は現実的だったのだ。
しかし今は、令和3年という歴史の1ページに来て歩いているという感覚になる。
そんな感じの最近だ。
他の人は感覚は分からないが、それはどうなっているのだろう?
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