先日テレビ番組で知ったのだが、アメリカの一部地域では「教師が教室で拳銃を携帯するべきか」が議論されているという。
理由は時折アメリカの学校で起こる銃乱射事件への対策で、いざ銃を所持した犯罪者（以下：乱射魔）が学校の現れても対処できるようにするため、そして乱射魔への抑止のため、だそうな。
個人的には、教師が教室で銃を「所持するべきではない」と思う。なぜなら「役に立たない」からだ。
理由� �抑止にならない
乱射魔の多くは自身の死を恐れていない。いわば周囲を巻き込んで自殺しようとしているので、教室に銃があっても抑止にはならない。
「丸腰の生徒より、まずは武装した教師を優先的に狙おう」くらいは思うかもしれないが、決して「銃で教師に反撃されるからやめておこう」とは思うまい。
理由�◆Ю鑪呂砲覆蕕覆�
日本人には意外かもしれないが、拳銃はびっくりするほど「当たらない」（次元大介や冴羽僚は明らかに異常な部類）。
何しろ20センチもない銃身を通したって弾頭はまっすぐ飛ばない。訓練した兵士でもせいぜい数十メートル先の人体に当てるのが関の山だ。
素人の教師が拳銃を撃ったところで、乱射魔に命中する可能性は低い。流れ弾が関係のない生徒に当たるのは目に見えている。
以上の事を鑑みれば、教師がわざわざ銃を携帯しても無意味だと判る。
それならもう少しコストを払ってでも、武装した警備員を学校に配備した方が良い。アメリカなら軍人上がりの人物なんて掃いて捨てるほどいるだろうし。
■小学1年男児が学校にナイフを持ち込み級友の顔を切りつけ 米国の小学校で傷害事件
(Sirabee - 10月24日 05:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=6714059
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