11/02夜、私がこの10年近く期待を込めて見守っていた若き研究者が急逝したという知らせを受けた。心にポッカリ穴が開くという表現を聞いたことがあるが、こんなことを言うのだろうかと思う。
議論をするときは大きな目で相手から目を逸らさないで対話する姿に、この人はできるなと感じさせた。
農学博士を持ち、学会の論文賞、技術賞を授与されていた。
企業の研究者時代に国内留学し、がんの治療に効果を示す免疫チェックポイント阻害剤の研究で医学博士を授与された。
去年から母校に戻って教鞭をとり周囲から愛されていることが良くわかった。それだけに、残念でならない。まだ、悲しいというところに達していない。喪失感ばかりだ。
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