岬の兄妹

「岬の兄妹」監督：片山慎三

スカパー録画でみました。

めっちゃよかった！！

オープニングで、知ってる役者が出てない（結果、岩谷健司、風祭ゆきだけ知っていた）し、字の入り方が自主映画っぽい、ので、一緒に見てた旦那T（バイオレンス、LGBTQ、障がい者、貧困、戦争等の映画が苦手）が見れるのか不安だったけど、大丈夫だった。いい映画だった。

映像がよい。
匂いがない。
音楽がよい（ほとんど使わない）。
役者がよい。
ユーモアがある。
どれこもれもよい。
90分くらいというのもよい。

「海の匂いがした」「生きてるとこんないいこともあるんですね」というようなことを言う学生。いいな。そうだよ。

小人さん、いい人だった。声も穏やかで、とてもよかった。
真理子が小人さんを好きなのがわかる仕草や態度がすばらしかった。
で、それを知っているお兄ちゃんの気持ちも、
小人さんの対応も、それ以上も以下もないよな、って思わされた。

お兄ちゃん、ほんと、いい人だった。
世間的にはわからんけど、お兄ちゃんとして、とってもいい人だと思う。

真理子、悲しすぎるけど、ひとりだと寂しいし、つらいなーー。

生活保護って、こういう時、すぐ出ないんだっけ？
簡単にそういうこと知れて行政を利用できる仕組み、つくってほしいな。
こんな生きづらさはない方がいい。