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2021年11月06日08:31

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24年差の「桂樹とのり平」

 昨日、「サラリーマン清水港」(正、続)を観ました。東宝のサラリーマン喜劇、社長シリーズの一遍(二編)です。どこまでが台本通り(予定通り、演出通り)なのか、それともアドリブなのかは判りませんが、細かいギャグの連発で笑えました。

 その勢いで続いて観たのが(とんねるずの)「そろばんずく」。前にも書いた事があるかもしれませんが、これがチョーつまらない映画。話の筋は「広告代理店のラ社がト社を乗っ取ろうと企み、それを阻止するト社の若手社員・とんねるず」という物。これだけ見ると面白そうですが、最初から最後まで、監督の演出が全く理解出来ないんです。ややこしいというか、意味不明な場面の連続。何回観ても解らない、つまらない。

 そんな映画を何でもう一度観よう、理解しようと挑戦したのは、小林桂樹と三木のり平が出ているから。一応は東宝(配給)のサラリーマン映画の一遍と考えられる「そろばんずく」。24年の時を越えて現れた、現代(当時)の桂樹とのり平。社長シリーズのノリを思い出しながら観れば、もしやまあまあ見られるのでは・・・・・と考えたのですが、やっぱり駄目でした。たった24年しか離れていないのに昭和37年と61年では、どうしてこんなにもノリ(描き方)が違うのでしょうね。

 最初から最後まで意味不明な演出でつまらない映画でしたが、唯一笑えたのは小林桂樹の「目覚まし時計がなくても、目を覚ます」というセリフでした。35年前に劇場(渋谷宝塚)で観た時は気にも留めなかったそのセリフ。今、ようやくその意味を理解しました。 
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