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2021年11月04日21:31

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BBTシンプルシリーズ(276)『兵奴の果報(ひょうぬのかほう)』

■今回予告

 幾つもの魔の勢力がせめぎ合う池袋。
 混戦模様の中で現れる、魔の力持つ傭兵たち。
 それは、契約の果てに自由を奪われ、闇の戦いの駒とされた者たちだった。
 奴隷のように扱われる兵団――それは、浅はかさの報いなのか?

 ビーストバインド トリニティ
 『兵奴の果報(ひょうぬのかほう)』

 心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の絆。


■PL人数
・1〜5人。
・PLが2名以下だった場合、NPCが判定等のサポートを行う。
・PLが1名で、直接攻撃能力がないPCだった場合、クライマックスは特殊ルールを使用し解決する。

■キャラクターメイク(要点)
・クイックスタートおよびコンストラクションのどちらで作成してもよい。
・所持する経験点の使用は基本的に自由である。
・公式に発表されているデータは、特殊なものを除き使用を許可する。
・詳細は、後述の「■レギュレーション」参照。

■ハウスルール
・有り。詳細は、後述の「■ハウスルール」参照。



■シナリオ・ハンドアウト
・共通のハンドアウトを使用する。
・シナリオ絆は、設定されているものから任意のものを取得する。複数取得してもよい。
・PC間絆は、必ず面識があることになる。

●PC共通:神城 蘭花の依頼を受けた半魔。
絆:神城 蘭花(かみしろ・らんか) 関係:同志
▼クイックスタート:血塗られし魔剣、鬼神警官、天の御使い、夜闇の着装者、這い寄る神話生物
▼コンストラクション:指定なし  推奨カヴァー:指定なし
 キミたちは、正体を隠し人の世界に紛れて生きる人ならざる魔獣、半魔だ。
 キミたちは共通の知人・神城蘭花(かみしろ・らんか)から依頼を受けた。
 夜の世界のフィクサーである彼女が引き合わせた依頼人は、成来 霞(なりき・かすみ)という少女。
 彼女は、現在池袋の魔獣勢力の抗争で運用され、夜の世界のパワーバランスを崩している謎の軍団「幻影十字軍」の1人だという。
 「幻影十字軍」を運営する天貝 紫門(あまがい・しもん)なるデーモンの討伐と、軍団として使役されている人々の開放――それが、彼女の願いだった。
 キミたちは、彼女の願いを聞き入れることにした。
【SA:天貝 紫門を倒す】


■追加動機表(1D6 ROC)
【1】神城 蘭花に恩や借りがある。力を貸すのは当然だ。
【2】成来 霞と事件前から親しく、助けたいと考えた。彼女はアンノウンマンだったはずだ。(※「■登場NPC」参照)
【3】天貝 紫門……悪魔アマイモンとは、シナリオ開始以前からライバル関係等の因縁がある。奴は敵だ。
【4】邪悪を許せない性格である・魔を祓うのが一族の使命である等、個人的に天貝 紫門や幻影十字軍の存在を看過できない。
【5】所属する組織や仕える主人、親しい友人などが天貝 紫門と幻影十字軍を打倒すべきと考え、既にその意志のために動いていた。渡りに船だ。
【6】その他、PLの任意。



■登場NPC

神城 蘭花(かみしろ・らんか) 20代女性
ルーツ:異能者=魔狩人=ロード/エゴ【蹂躙を許せない】
・独自の理念により、半魔に荒事のオファーを出す[夜の側]のフィクサー。広いコネクション持つ。また、自身が現場に立つことも少なくない。

“アマイモン”天貝 紫門(あまがい・しもん) 年齢不詳男性
ルーツ:魔神=地獄の道化師/エゴ【正義や愛はカネになる!】
・ドミネーター。非道な「契約」で作り上げた、自分の命令に逆らえない契約者の軍団「幻影十字軍」を運用し、価値ある魂とキャッシュやクレジットをまとめて稼いでいる、卑賤なれど凶悪な魔王。

成来 霞(なりき・かすみ) 14歳女性
ルーツ:契約者/エゴ【困っている人を放っておけない】
・清く正しい学生。文芸部。人当たり柔らかで、友人からは「優しい」と称されることが多い。目の前の事故で死にかけている、見ず知らずの人間を救うために契約者になってしまった。



■レギュレーション

▼PCの作成方法
・クイックスタートおよびコンストラクションのどちらで作成してもよい。
・PLの所持する経験点の使用に制限はないが、同じスタイルのPC同士で余り差がつかないように留意するとよい(活躍の場が偏ることを避けるため)。

▼使用を許可するデータ
・公式に発表されているものに限る。GF誌先行掲載データの使用も可。
・「彷徨える少女」「名探偵」「怪獣使い」「サバイバー」は扱いが難しいため、必ずGMに相談すること。
・「モータル」の使用は想定していない。
・上記補足:シナリオメイカー(田中)がGMの場合、「モータル」の使用は不許可となります。

▼大罪について
・『アドヴェント』および該当データを所持しているPLに限り、使用を許可する。
・ただし、大罪はデータだけの要素ではないため、必ず事前にGMに設定を説明し許可を取ること。
・上記補足:シナリオメイカー(田中)がGMの場合の目安は、「大罪がキャラクターの人格や行動指針に深く関わっていること」になります。

▼他のセッションで使用したPCの持ち込みについて
・持ち込みを可とする。
・元のPCを、他のPCに合わせて経験点を減らし弱体化させて参加していた場合、減らした分の経験点は返却する。
・同時に、このセッションでPCが失われても、元のPCには影響しないものとする。(簡単に言えばパラレルワールドのような扱いとする。)
・ただし、このセッションで持ち込んだPCが失われた場合、アフタープレイで最終的に得られる経験点を半分(端数切捨て)とする。


■ハウスルール(アーツ)
・「特定のアーツのLVに+する効果のあるアーツ」の効果が適用される場合、その「特定のアーツ」の上限を超えてよいものとする。

■ハウスルール(判定等の処理)
・処理の簡略化のため、NPCの判定は、ドミネーターの命中判定などのGMが指定した一部を除き「3と4で7」の出目が出たものとし、固定値で処理する。(例:クラードの命中判定を2D6+7で行う場合、自動的に達成値は14となる)。ただし、「判定の直前・直後」のタイミングは発生するものとする。
・邪毒によるFPの喪失は、ダイス1つにつき3.5が出たものとし、最終的な合計値の端数を切り上げる(例:邪毒3なら3.5×3=10.5 切り上げて11)

■ハウスルール(人間性の減少・絆・エゴ)
・シーンに登場した際の人間性の減少はダイスを振らず、「1」で固定する。
・《資産:堕落》が使用されている場合は、「1」ではなく「3」で固定する。
・本シナリオは大変短いシナリオであるため、「エゴのロールプレイによる罪の獲得は1シーンにつき1回まで」の制限を適用しないものとする。

■ハウスルール(人間性の回復)
・人間性が0以上でクライマックスフェイズを終えたPCは、「人間性の回復」においてダイスを振らないことを選択してもよい。
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