■巨人が石井琢朗コーチと片岡治大コーチの退団を発表
(ベースボールキング - 11月02日 18:30)
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世間一般では、有能と言われる石井琢朗。
世間でどう評価されているのかさっぱりわからん片岡治大。
それぞれ思うところはあるのだろうと。
予想なんだけど、
ふたりとも「辞めたい」と言ったのは、
詰腹とか「誰かさんの責任を取らされて」っていうんじゃないだろうな。
もしそうなら、「本当は辞めたくない」って話になるわけで、
でも、原就任からの二人の扱いを見ていると、
「そこまで巨人にいたいとは思わないだろう」って感じ。
3年やって、もういいや!ということでしょうね。
片岡の方は実績になったのかどうかよくわからん。
この人の評価が表に出ているのってあるのかな?
片岡といえば、とりあえずなんでもできる系だけど、
(片岡って書くと無能で名高いあっちの人のような感じになるね
)
やっぱり走塁じゃね?
でも、下の方含めてジャイアンツの盗塁数がバク上がりしたとか、
得点力が上がった、あるいは守備がアグレッシブになったというのも聞かない。
これは片岡が、コーチ(技術指導者)として有能じゃないのか、
それとも若いコーチだけに「思うようにやらせてもらえなかったのか」
よくわからない。
とにかく、片岡が実績を残したようには思えない。
そういう意味では、石井琢朗もそう。
就任一年目こそ、バリバリやっていたように見えるんだけど、
今年は、ひどく冷遇されていたように見える。
一軍野手総合という肩書はそのままあるものの、
作戦系は任されていないように見えるし、
打撃コーチとしても仕事をさせてもらえない。
なんか、力はあるのに仕事をさせてもらえない中間管理職みたい。
そりゃあ、辞めますよ。
組織にとって、会社にとって「有能な人間」というのは、
個の能力が高いってことではないんだよね実際。
それはどこの会社でもそうなんじゃないかなあ?
人間性も非常に高潔で、
仕事は全く手を抜かず、
部下を使うのも巧み、
高い実績と、ミスが少ない極めて有能な人って、
「もっと明らかにバカで秘境なやつより出世しない」よね。
この手の人って上の人間から見ると、
自分に媚びてこないから、
「オレをバカにしている」って被害妄想をかきたてるらしく、
そういう上司のせいで、仕事の質まで下げられちゃうし。
結局、智に働けば角が立つのですよ。
桑田真澄も絶対そう。
今の原のやり方なら、桑田は遠からず無能な人になる。
原は、最初の監督時代からずっとそうだけど、
「自分より年上は使わない」
「自分に意見する職人気質は使わない」
最初の頃はね、尾花を投手コーチに呼んだり、
ヘッドに伊原みたいなのを置いたりして、
「自分にないものを補おうとして」いたんだよ。
でもすぐに全員いなくなった。
今、巨人のOBで打撃コーチとして間違いなく優秀なのは、
篠塚利夫ですよ。
でも、原が彼を呼ぶ可能性は全く無いでしょ?
内野守備だって、川相がいるのにもちろん絶対に使わない。
結局そういうところ。
藤田元司が認めた原は「コミュ能力のカリスマ」だから、
とにかく神輿としては正解なんだけど、
自分より有能な技術者や知恵者をきらう。
(元木は原より上でしょうけど、処世術に長けていて原に指図しない)
特殊能力を持っている人間が、
原巨人株式会社の重要ポストにヘッドハンティングされても、
「原の意向で」バリバリ仕事をさせてもらえないという、
歪んだ状態になってしまう。
結局、中間管理職が実力を発揮するかどうかは、
「監督の問題」なんだよね。
有能と言われるコーチは結構いるんだけど、
そういう人って、石井琢朗みたいに引っ張りだこの人もいれば、
有能なのに声がかからない人も多い。
「監督が使いたくないから」でしょうね。
立浪なんてその典型だったけど、さて監督としてはどうかな?
デーブ大久保は、打撃コーチ実績で言えばトンデモなく有能なんだけど、
世間で彼を評価する人って少ないんじゃないかな?
逆に、なんでまたこいつ?みたいな人が、転々と渡り歩いてコーチをやっている。
阿波野なんてそうでしょ?
吉井理人なんか、間違いなく有能な人だけど、
引く手あまたって感じじゃないなあ。
魔改造で名高い人、久保康生、倉野信次、豊田清なんかは、
今でも二軍三軍に置いとけよ!ってかんじはあるよね。
ただ王貞治を作り上げたとされる荒川なんかは、
当然その「出来不出来」がでちゃうわけで、
魔改造ができるということは大失敗ポンコツも作るから、
上から見たら、どういう評価が良いのかわからんよね。
「自分が手がければ、どんなポンコツでもサダハルオーかイチローにできます」
ってわけじゃないんだから。
なので、有能なコーチというのは、
「ミスが無くなる」
「アベレージが上がる」
という数字でしか測れないのだけれど、
これってさ、「監督の手柄」なのか「コーチの手柄」なのか気になるよね?
だから、有能すぎるコーチは「自分が自分が」監督にとって嬉しくないとも言える。
原のしたでコーチをやるっていうのはそういうことなので、
(星野もそうだったな)
結局、巨人が本質的な底上げに失敗し続けるのは、
原のそういうところにあるんじゃないかなあ?という企業体質の問題?
ではないかと思うんだよ。
阿部慎之助を二軍から上げたのだって、
「二軍で好き勝手させないよ」というものがないとは言えない。
頻繁に、配置換え役職換えするのは、
「オレの思うようにやれ」ってことでしょ?
原にとって有能なコーチは、
宮本、後藤、相川という、
「兄貴一生ついていきます」って手下なんだろうな。
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巨人が石井琢朗コーチと片岡治大コーチの退団を発表
2021年11月02日 18:30 ベースボールキング
◆ 退団を申し入れ
巨人は2日、石井琢朗三軍野手コーチ(51)と片岡治大三軍野手総合コーチ(38)から今季限りでの退任の申し出があり、球団が受け入れたことを発表した。
石井コーチは広島での現役引退後、広島とヤクルトでコーチを歴任し、2019年から巨人の一軍野手総合コーチに就任。チームの連覇に貢献してきたが、シーズン終盤の10月5日に三軍野手コーチに配置転換となっていた。
また、西武からFAで巨人に入団し、17年限りで引退した片岡コーチは、翌18年から巨人のファームで指導者としてのキャリアをスタートさせ、主に二軍と三軍で内野守備走塁コーチなどを務めていた。
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