｢マイルス・デイヴィス：ミュンヘン・ライヴ１９８８｣
DVD
＞内容紹介
マイルスが死の3年前の1988年に、ドイツのミュンヘンで行なったライヴを収録。
マイケル・ジャクソンの「Human Nature」を取り上げたりと、晩年のマイルスのポップな側面が見られる貴重なライヴ。
サックスのケニー・ギャレットのプレイも華を添えている。
1. Perfect Way
2. Human Nature
3. Tutu
4. Splatch
5. Heavy Metal Prelude
6. Heavy Metal
7. Don’t Stop Me Now
8. Carnival Time
9. Tomaas
10. New Blues
11. Portia
Recorded at the Munich Philharmonic Concert Hall during Munchner Klaviersommer 1988
Miles Davis - Trumpet, Keyboards
Kenny Garrett Saxophone, Flute
Bobby Irving - Keyboards
Adam Holzman - Keyboards
Benjamin Rietveld - Bass
Marilyn Mazur - Percussion
Joseph ‘Foley’ McCreary - Guitar
Ricky Wellman - Drums
2005年 オランダ作品
＞内容（「Oricon」データベースより）
マイルスが死の3年前の1988年に、ドイツのミュンヘンで行なったライヴを収録。晩年の代表的なライヴであり、マイケル・ジャクソンの「Human Nature」を取り上げたりと、マイルスのポップな側面が見られる貴重なライヴ。サックスのケニー・ギャレットのプレイも華を添えている。
＞レビュー
鬼才トランペッター、マイルス・デイヴィスが死の3年前の88年に、ドイツのミュンヘンで行ったライブの模様を収録。「Perfect Way」「Human Nature」「Tutu」「New Blues」「Portia」ほか全11曲を収める。彼のポップな一面が垣間見られる貴重な1作。 -- 内容（「DVD NAVIGATOR」データベースより）
＞パーソネル
マイルス・デイヴィス（ｔｐ、ｋｅｙ）,ケニー・ギャレット（ｓａｘ、ｆｌ）,ボビー・アーヴィング（ｋｅｙ）,アダム・ホルツマン（ｋｅｙ）,ベンジャミン・リートヴェルド（ｂ）,マリリン・マズール（ｐｅｒｃ）,Ｊｏｓｅｐｈ “Ｆｏｌｅｙ” ＭｃＣｒｅａｒｙ（ｇ）,リッキー・ウェルマン（ｄｓ）
発売:�螢灰蹈爛咼▲潺紂璽献奪�エンターテインメント
マイルス氏｢ミュンヘン1987｣や｢パリ1989｣よりトランペットを吹きまくっている。フレーズもパッセージも力強い。もちろんバンド全体の音を聴き、音楽全体をコントロールすることに注意を払っていることに変わりはないけど。
私はミュートを着けたトランペットの音があまり好きではないのだが、マイルスもこの日の演奏ではミュートを外してオープンで吹いていることが多いように感じられ、好感が持てる。死の３年前ということだが、｢死の影｣は感じられない。ますます元気な様子である。
とにかくマイルスがカッコよい。ジジイが頑張っている。
｢グロリア｣(リメイク)
1999年アメリカ映画
＞説明
Amazonレビュー
ジョン・カサヴェテス監督＆ジーナ・ローランズ主演による1980年の名作を、名匠シドニー・ルメット監督とシャロン・ストーン主演でリメイクしたハードボイルド・アクション映画。3年の刑期を終えて出所したグロリア（シャロン・ストーン）は、組織の裏切りから身を守るべくそこに居合わせた少年ニッキーを人質に逃走。しかしニッキーは、組織の秘密を握るフロッピーを持っており、再び組織に捕まってしまい…。
疲れた中年おばさんの魅力をフルに活かした偉大なオリジナルに比べてシャロン・ストーンは美しすぎるのが難点、現にその年の最低映画に贈られるゴールデンラズベリー賞主演女優賞にノミネートされてしまったほど。社会派S・ルメットもここでは職人芸に徹している。オリジナルを意識せず、タフなセクシー美女のB級アクションと割り切って楽しむべし。（的田也寸志）
＞内容（「Oricon」データベースより）
自らの自由と少年の命を守るためマフィアに立ち向かう女の姿を描いた傑作アクション。シャロン・ストーン、ジェレミー・ノーザムほか出演。
＞レビュー
J・カサベテス監督の80年の名作アクションを、『狼たちの午後』のS・ルメット監督が舞台をNYに移し、現代風にリメイク。主演は『氷の微笑』のS・ストーン。
-- 内容（「DVD NAVIGATOR」データベースより）
＞製作: リー・リッチ
監督: シドニー・ルメット
撮影: デヴィッド・ワトキン
音楽: ハワード・ショア
出演: シャロン・ストーン/ジェレミー・ノーザム/ボニー・ベデリア/キャシー・モリアーティ/ジョージ・C.スコット
-- 内容（「CDジャーナル」データベースより）
Amazonレビューの的田氏のいう通り、｢グロリア｣のリメイクだということに拘らないほうがよい。比べちゃ駄目である。
ことにまるで、ギャングどもにギャフンと言わせることが無い。拳銃は振り回すが、ギャングを撃ち殺すことも無い。最後には身の安全と引き換えに、問題のフロッピーディスクを渡してしまうところも気に入らない。元々ギャング一味で、対立した後でも、馴れ合いということか。
シャロン・ストーン主演なのでそれなりのエロチックな表現があるかと思ったが、まるで無く、期待した私が馬鹿だった(笑)。
おまけ
｢マイルス・イン・ヴィエンヌ(1991.7.1)｣CD
＞内容紹介
帝王マイルス・デイヴィス最晩年の未発表ライヴ音源緊急発売決定!
ジャズ界の帝王、マイルス・デイヴィスの最晩年の未発表ライヴ音源が、生誕95周年、没後30周年の今年緊急発売決定! 1991年7月1日、フランスはヴィエンヌのジャズ・フェスティバルに出演したマイルス・デイヴィス・グループ。その時の貴重な未発表ライヴ音源が2枚組CDで発売となる。残念ながら同年9月28日、サンタモニカで息を引き取ることになる彼にとって本ライヴは、最晩年のものの一つとして知られている。1985年にワーナー・ブラザースへ移籍し、過去の栄光にとらわれず、あらゆるジャンルをとり込んだアグッシヴな音楽活動を展開していたジャズ界最重要人物の、実験性だけに終わらない熟成感のあるパフォーマンスの凄さ、見事さが凝縮されたライヴ作品の登場だ。マイルスと交友のあったスーパースター、プリンスのペンによる楽曲も収録。ラインナップ:Miles Davis (tp)/Kenny Garrett (alt sax) /Deron Johnson (key) /Joseph Foley McCreary (b) / Richard Patterson (b)/Ricky Wellman (dr)
＞【収録曲】
■CD1
1. ハンニバル
2. ヒューマン・ネイチャー
3. タイム・アフター・タイム
4. ペネトレイション
■CD2
1. リンクル
2. アマンドラ
3. ジェイルベイト
4. フィナーレ
＞メディア掲載レビューほか
1991年7月1日、フランスはヴィエンヌのジャズ・フェスティバルに出演したマイルス・デイヴィス・グループ。その時の貴重な未発表ライヴ音源が2枚組CDで発売となる。残念ながら同年9月28日、サンタモニカで息を引き取ることになる彼にとって本ライヴは、最晩年のものの一つとして知られている。1985年にワーナー・ブラザースへ移籍し、過去の栄光にとらわれず、あらゆるジャンルをとり込んだアグッシヴな音楽活動を展開していたジャズ界最重要人物の、実験性だけに終わらない熟成感のあるパフォーマンスの凄さ、見事さが凝縮されたライヴ作品の登場だ。マイルスと交友のあったスーパースター、プリンスのペンによる楽曲も収録。 (C)RS
ブートレグなので音のバランスはまあまあ。とにかく｢死の３ヶ月前｣の演奏とは思えない充実の内容である。
｢タイム・アフター・タイム｣は涙ものの熱演である。
合掌。
ログインしてコメントを確認・投稿する