mixiユーザー(id:14506200)

2021年10月30日00:50

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投票率を上げる方法

 衆議院選挙の投票日は明日ですが、私は選挙の時はほぼ必ず期日前投票で、今回も既に投票済みです。

 毎回投票率の低下が叫ばれ、何とか若い世代の投票率を上げようとスローガンとしては色々なことが言われ、今回も若い芸能人の方々が「選挙に行こう!」キャンペーンに参加しましたが、はたしてそれで投票率が上がるのでしょうか。

 そもそも、高齢化がますます進み、高齢者の人口割合が増え続けている昨今、たとえ若い世代の投票率が上がっても、高齢者の方が絶対数が多いわけですから、最初から勝ち目がないわけです。

 だから、結局政治も高齢者のことばかりを気にすることになりますし、高齢者向けの政策を優先せざるを得ないのは当然のことです。

 今回もA前副総理とか、N前幹事長などの80歳を超える候補も出馬し、当選は間違いないのでしょうが、はたしてこの年齢の政治家が未来の日本像を描きながら仕事をするのかどうか、既得権を維持しながら身内に譲るタイミングを図っているようにしか思えず、こういうことも若い世代が政治を諦めてしまうことの一因でしょう。

 現実的ではないかも知れませんが、いっそのこと若い人には2票分ずつ投票権を渡すようなインセンティブを設けななければ、政治的に心が動くことはないのではとまずは思います。

 そうでなければ、年齢別の人口比で投票を得点化するなどして公平にし、人口の少ない世代ほど重い1票が投じられるようにするなどするのも良いかもしれませんし、あるいはそこに平均余命を加味して、長く日本人として生きる人の投票に付加価値を付けるような工夫も良いのではと思われます。

 昨年の10万円給付にしても、はっきり言ってしまえば、収入が減るわけではない年金世代は全く渡す必要はないと思いますが、誰もそんなことを言い出さないのは、この国の高齢者が絶大な権限を持っていることを裏付けています。(私には70代の両親がいるのでこういうことも言いやすいという部分もあります。)

 ただ、1人1票の平等選挙は実際には変えられないものでしょうし、まずは若い世代にとにかく選挙に行ってもらうということの意味は大きいということは理解できます。

 であれば、だいぶ以前に泉麻人さんがテレビで言っていたことがあるのですが、いっそのこと選挙の投票所で出店をやったり、フリーマーケットをやったりして、本当にお祭りのようにしてみるのはどうかという、こちらの意見はいかがでしょうか。

 私はこの意見にずっと賛成しており何度も書いていますが、そうすることで若い世代の人達も、例えば地元の同級生が投票所で待ち合わせて、投票が終ったらミニ同窓会のような感じで盛り上がったりということもあるでしょうし、そもそも衆議院選挙はお祭りとも言われるのですから、そんなに違和感のある話でもないと思うのです。

 コロナの問題でも、若い人達はずいぶん割を食ったと思っていて、改めて高齢者主役の社会だなとしらけている若い人達を選挙に呼び込むには、投票のインセンティブは難しいにしても、若い人がもっと喜ぶような方策を考えることが大切なはずです。

 芸能人が「選挙に行こう!」と呼びかけるくらいでは、なかなか目に見えて投票率が上昇するようなことは難しいのではないでしょうか。
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