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2021年10月27日16:56

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絵のない日記2021/10/27(水)最近「読書モード」にない私が唯一読了した本

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「活劇映画と家族」
講談社現代新書

>内容紹介(Amazonより)
巨匠筒井康隆が書き下ろす『活劇映画と家族』は文化と人間性を考察する意欲作である。
>筒井氏が長い時間をかけて見続けてきた活劇映画には、ロマンと家族愛とアクションが織り込まれ、究極の娯楽であり、また人間模様が明確に打ち出されていると氏は断言する。
>本書は新書の枠を超えて、混乱の第2次世界大戦前夜から復興の時を迎えた映画全盛期につくり出された活劇映画の魅力と溢れるヒューマニティを痛快に描きつくす氏の集大成となる作品である。
>ハンフリー・ボガートやジョン・ウエイン、ジェームズ・キャグニーなどの主演男優、キャサリン・ヘップバーン、ローレン・バコールら主演女優のみならず脇役陣の多彩な魅力にも触れつつ、ハワード・ホークス、ジョン・ヒューストンなど監督の魅力にも迫る視点も独特で、まさに巨匠の傑作である。



 「傑作」かどうか?は別にして、この160ページ程の薄い新書を半年かけてやっと読了した。まあ、面白くないと言えば"嘘"になる程度に面白いんだけど。2〜3ページ読むと集中力が切れてしまい、ゆっくりながらも読み終えた。あとがきで筆者筒井康隆氏が書いているのだが、唯、映画のストーリーを順に書き連ねているだけ、なのだけど、映画を実際に観ているかの如く錯覚する。
 「分析」だとか「学術的解釈」などはほぼない。

>目次

家族と疑似家族
 
一 (ギャング映画で描かれる家族)※
「白熱」
「血まみれギャングママ」
「前科者」


ハワード・ホークス監督「ハタリ!」の疑似家族


ジョン・ヒューストンに始まるボギーの一族


西部劇の兄弟

あとがき

 ※ (内)は私の註釈
 とまあ、こんな感じで映画の題名やら俳優の名前だのやたら沢山出てくる。(私は)ホントはよく知らないハリウッドの映画人も、何となく知っているような気持ちになってしまう。
 ハンフリー・ボガートの映画などあまり観ていないのに、ボギーとか呼んでしまうようになる(笑)。とにかく映画好きには(特に昔のハリウッド映画好き)堪らない、教科書みたいな入門書みたいな、しかし肩肘張らない気楽な本である。
 何しろ「読書モード」ではない私でさえ読めたんだから。












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