■ヤクルトが6年ぶり8度目のリーグ優勝 2年連続最下位から巻き返し歓喜
(ベースボールキング - 10月26日 21:32)
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ヤクルトスワローズ、2021年度セントラル・リーグ優勝おめでとうございます。
\(^o^)/
後半特に強かったよね。
しかし、評論家のような人で、
(安仁屋算の人のように、毎回ツバメ優勝!とか寝言いう人は含まないよ)
何人いたんですかねえ?
今季のヤクルト優勝をマジ予想した人。
私は、「最下位予想」でした。
日ハムの最下位ほど鉄板とは思っていなかったけど、
5〜6位ですよと。
わからんもんです。
単純に、「わかりやすい数字」を比較すると、
(2020→2021)
41勝69敗 勝率.373 → 73勝50敗 勝率.593
さすがに、前年度4割も勝てない、
コロナでゲームが減らなければ「負債30」余裕だったチームに、
優勝?と思うよね普通。
で、その投打の数字を見るとだ。
得点 468(5位) → 617(1位)
失点 589(6位) → 518(3位)
(今季順位は暫定です)
いろいろとってもよくなっているんだけど、
真中、小川の時代から、
ヤクルトと言えば、
「日本一狭い球場を利用した得点力の高さ」
「どうしようもないくらい投手力の弱さ」
だったので、投手力さえ整備できればなんとかなるとみんな感じていたものの、
今年の投手力が「そこまでいいか?」とも思ったので、
ヤクルト下位予想は必然だと思うよ。
だって、すごいピッチャーいないしね。
でもなぜか間違いなく、
*「今年は投手力が違っていた!」
↓
「だから、優勝できた!」
といってもいいレベルです。
防御率 .461 → .345
これはすごいよね。
トータルで言うと、
昨年一年に限れば「打つ方までダメダメだった」から、
ぶっちぎり最下位は当然として、
打つほうが戻って、10年来の課題だった投手力が良くなったことが、
優勝につながったと。
攻撃に関しては、やっぱり村上の成長がすごいです。
昨年ブレイクし一昨年はちょっと微妙だったけど、
今年は完全に「日本の4番」です。
40本、120打点、これはほぼ岡本と同じで2冠レベル。
さらに、打率、長打率、OPSが高く、四球も1位。
今季スランプらしいスランプはなく、一年を通じて安定していた。
すげえよ!
こんなのがいれば、まわりも攻めるカタチが作れるよね。
逆に言うと、
「村上が怪我その他でポンコツ化すると」来季のヤクルトは苦しいかもね。
ということで、
攻撃力の要素では「村上がシーズン安定してうち続けた」ことを、
リーグ優勝の1要因にあげておきます。
が!過去にもヤクルトは打つだけならそこそこだったよ!と。
そこで、大変革なのが投手ですよ。
投手陣のポテンシャルと言うか、
カードゲーム的に言うと「トータル戦力」は大して上がってないんだよね。
デッキにすごいカードが入ったわけじゃないし、
パラメーターが上がった子もいるけれど、もちろん下がったのもいて、
そこまで「強くない」むしろ「弱体ヤクルト投手陣は変わらず」だと踏んでいた。
読みが外れましたね。
大方の解説者が外しているのもそういうことだと思いますが。
達川なんかは、
「キャッチャー中村悠平をすごく高く評価する」んですが。
まあそういうことなら、昨年もなんとなっただろ?ということで、
中村の力じゃねーよなと思います。
でまあ、結論言っちゃうと、
*「高津が実はすごい有能な監督だった」
という認識でいます。
去年はけっこうメチャクチャなことしてたんで、
就任1年目ってこういうの多いよね〜〜高津は与田よりひでえかも
という感じだったけど、違いましたねえ。
監督評価がバク上がりしたのも、今季の読み違えの大きな要因です。
それと、名前を出すとすれば伊藤智仁。
昨年11月に1軍投手コーチ就任して、この人の手腕なのかもしれない。
高津&伊藤。
スワローズの最強ピッチャーがコンビを組んで、
あっという間に投手陣が建て直された。
コレはすごいことですよ。
逆に言うと、いかに無能な人間がコーチになっているのか?ということなんだけど。
どこの球団とかはいいませんけどね。
伊藤智仁の指導は、「攻めるピッチング」だそうです。
何度もいいますけど、
「ヤクルトってそんなにすごいピッチャーはいない」
だから、かわす投球をしていた人も多いんですよ。
なんとか「逃げながらカタチを作る」っていうやつ。
伊藤智仁は、逃げ全否定。
遅い球でも「攻めろ」と。
置きに行くな。
ストライクを取って追い込め。
見せ球も攻め。
半端に攻めれば、大怪我する確率も上がるわけだけど、
「トリアエズソト」とか「全球逃げのスライダー」とか、そういうのはダメ。
痛打を恐れて相手の打ち損じに期待するのではなく、
意図して、三振や内野ゴロゲッツーを取りに行く投球。
そういうのをインプットしました。
高津も、いろいろ経験していることもあってか、
「投手に無理な負担をしいらない」
「調子を見極めて、続投か交代かを決める」
投手交代は、チームや監督の都合ではなく投手主体で決める。
当たり前なんだけど、それができない監督は多い。
ピッチャーいなくても、先発は中6日を守るとか。
結局、伊藤を呼んだことを筆頭にして、
「高津らしい、投手保護政策」
が、結果的に投手成績をかなり底上げした。
そういう解釈。
たとえば、読売の監督を桑田真澄がやれば「そういうことになるかも」しれない。
できないチームだけどさ。
ということで、まとめると。
1、村上の成長と安定化。
+外人のそこそこな成功
2、伊藤智仁の招聘
3、高津の投手起用を含めた戦力底上げの成功
ということで、
『高津、すげーじゃんん!!!!』
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ヤクルトが6年ぶり8度目のリーグ優勝 2年連続最下位から巻き返し歓喜
2021年10月26日 21:32 ベースボールキング
● DeNA 1 − 5 ヤクルト ○
<25回戦 横浜>
ヤクルトの6年ぶり8度目となるリーグ優勝が決まった。優勝へのマジックを「2」として迎えた26日、ヤクルトは敵地で行われたDeNA戦に勝利し、2位の阪神が中日戦(甲子園)に敗れたため決定。ヤクルトは前回優勝の2015年シーズンに続いて、前年度最下位からの優勝となった。
ヤクルトは10連戦中の9月22日に首位へ浮上すると、球団史上最長となる13試合連続無敗で9連勝をマークするなど加速。10月8日に優勝へのマジックナンバー「11」を点灯させ、最後は足踏みしながらも、マジック点灯から14試合かけて優勝を決めた。
今季は山田哲人、村上宗隆の主軸に加えて、4月下旬から合流した新助っ人のホセ・オスナとドミンゴ・サンタナが打線に厚みをもたらし奮闘。交流戦の直前から「1番」に定着した塩見泰隆の働きも光り、26日終了時点で12球団唯一のシーズン600得点超えを達成した。
課題と見られていた投手陣も、規定投球回到達者はいないものの、シーズン後半は小川泰弘、原樹理、高橋奎二に続いて、高卒2年目の奥川恭伸も登板間隔を空けながら主戦級の投球を披露。
ホールドのシーズン日本記録を樹立した清水昇とスコット・マクガフの“勝利の方程式”を柱にリリーフ陣も充実しており、シーズン終盤は先発ローテの一角だった田口麗斗とアルバート・スアレスをブルペンへ配置転換。登板過多をカバーする投手運用もハマった。
昨季まで2年連続最下位と苦杯を喫したが、今季は25日終了時点で打線がリーグ最多612得点を挙げ、投手陣もリーグ2位の防御率3.46と奮闘。得失点差は12球団ダントツの「+95」を記録するなど、投打がピタリと噛み合い6年ぶりのリーグ優勝を掴んだ。
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