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2021年10月27日15:00

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【プロ野球】なぜ、ヤクルトスワローズは優勝できたのか?

■ヤクルトが6年ぶり8度目のリーグ優勝 2年連続最下位から巻き返し歓喜
(ベースボールキング - 10月26日 21:32)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=212&from=diary&id=6717520

ヤクルトスワローズ、2021年度セントラル・リーグ優勝おめでとうございます。
\(^o^)/

後半特に強かったよね。

しかし、評論家のような人で、
(安仁屋算の人のように、毎回ツバメ優勝!とか寝言いう人は含まないよ)
何人いたんですかねえ?
今季のヤクルト優勝をマジ予想した人。

私は、「最下位予想」でした。
日ハムの最下位ほど鉄板とは思っていなかったけど、
5〜6位ですよと。

わからんもんです。

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単純に、「わかりやすい数字」を比較すると、
(2020→2021)

41勝69敗 勝率.373 → 73勝50敗 勝率.593

さすがに、前年度4割も勝てない、
コロナでゲームが減らなければ「負債30」余裕だったチームに、
優勝?と思うよね普通。

で、その投打の数字を見るとだ。

得点   468(5位) → 617(1位)
失点   589(6位) → 518(3位)
(今季順位は暫定です)

いろいろとってもよくなっているんだけど、
真中、小川の時代から、
ヤクルトと言えば、
「日本一狭い球場を利用した得点力の高さ」
「どうしようもないくらい投手力の弱さ」
だったので、投手力さえ整備できればなんとかなるとみんな感じていたものの、
今年の投手力が「そこまでいいか?」とも思ったので、
ヤクルト下位予想は必然だと思うよ。
だって、すごいピッチャーいないしね。

でもなぜか間違いなく、

  *「今年は投手力が違っていた!」
      ↓
   「だから、優勝できた!」

といってもいいレベルです。

防御率     .461 → .345

これはすごいよね。

トータルで言うと、
昨年一年に限れば「打つ方までダメダメだった」から、
ぶっちぎり最下位は当然として、
打つほうが戻って、10年来の課題だった投手力が良くなったことが、
優勝につながったと。

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攻撃に関しては、やっぱり村上の成長がすごいです。
昨年ブレイクし一昨年はちょっと微妙だったけど、
今年は完全に「日本の4番」です。
40本、120打点、これはほぼ岡本と同じで2冠レベル。
さらに、打率、長打率、OPSが高く、四球も1位。
今季スランプらしいスランプはなく、一年を通じて安定していた。

すげえよ!
こんなのがいれば、まわりも攻めるカタチが作れるよね。

逆に言うと、
「村上が怪我その他でポンコツ化すると」来季のヤクルトは苦しいかもね。

ということで、
攻撃力の要素では「村上がシーズン安定してうち続けた」ことを、
リーグ優勝の1要因にあげておきます。

が!過去にもヤクルトは打つだけならそこそこだったよ!と。
そこで、大変革なのが投手ですよ。

    うれしい顔   雪    牡羊座


投手陣のポテンシャルと言うか、
カードゲーム的に言うと「トータル戦力」は大して上がってないんだよね。
デッキにすごいカードが入ったわけじゃないし、
パラメーターが上がった子もいるけれど、もちろん下がったのもいて、
そこまで「強くない」むしろ「弱体ヤクルト投手陣は変わらず」だと踏んでいた。

読みが外れましたね。
大方の解説者が外しているのもそういうことだと思いますが。

達川なんかは、
「キャッチャー中村悠平をすごく高く評価する」んですが。
まあそういうことなら、昨年もなんとなっただろ?ということで、
中村の力じゃねーよなと思います。

でまあ、結論言っちゃうと、

   *「高津が実はすごい有能な監督だった」

という認識でいます。

去年はけっこうメチャクチャなことしてたんで、
就任1年目ってこういうの多いよね〜〜高津は与田よりひでえかもうれしい顔
という感じだったけど、違いましたねえ。
監督評価がバク上がりしたのも、今季の読み違えの大きな要因です。

それと、名前を出すとすれば伊藤智仁。

昨年11月に1軍投手コーチ就任して、この人の手腕なのかもしれない。

高津&伊藤。
スワローズの最強ピッチャーがコンビを組んで、
あっという間に投手陣が建て直された。
コレはすごいことですよ。

逆に言うと、いかに無能な人間がコーチになっているのか?ということなんだけど。
どこの球団とかはいいませんけどね。

伊藤智仁の指導は、「攻めるピッチング」だそうです。
何度もいいますけど、
「ヤクルトってそんなにすごいピッチャーはいない」
だから、かわす投球をしていた人も多いんですよ。
なんとか「逃げながらカタチを作る」っていうやつ。

伊藤智仁は、逃げ全否定。

遅い球でも「攻めろ」と。
置きに行くな。
ストライクを取って追い込め。
見せ球も攻め。

半端に攻めれば、大怪我する確率も上がるわけだけど、
「トリアエズソト」とか「全球逃げのスライダー」とか、そういうのはダメ。
痛打を恐れて相手の打ち損じに期待するのではなく、
意図して、三振や内野ゴロゲッツーを取りに行く投球。
そういうのをインプットしました。

高津も、いろいろ経験していることもあってか、
「投手に無理な負担をしいらない」
「調子を見極めて、続投か交代かを決める」
投手交代は、チームや監督の都合ではなく投手主体で決める。
当たり前なんだけど、それができない監督は多い。

ピッチャーいなくても、先発は中6日を守るとか。
結局、伊藤を呼んだことを筆頭にして、
「高津らしい、投手保護政策」
が、結果的に投手成績をかなり底上げした。
そういう解釈。

たとえば、読売の監督を桑田真澄がやれば「そういうことになるかも」しれない。
できないチームだけどさ。

ということで、まとめると。

1、村上の成長と安定化。
   +外人のそこそこな成功

2、伊藤智仁の招聘

3、高津の投手起用を含めた戦力底上げの成功

ということで、


   『高津、すげーじゃんん!!!!』
















◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ヤクルトが6年ぶり8度目のリーグ優勝 2年連続最下位から巻き返し歓喜
2021年10月26日 21:32 ベースボールキング


● DeNA 1 − 5 ヤクルト ○
<25回戦 横浜>

 ヤクルトの6年ぶり8度目となるリーグ優勝が決まった。優勝へのマジックを「2」として迎えた26日、ヤクルトは敵地で行われたDeNA戦に勝利し、2位の阪神が中日戦(甲子園)に敗れたため決定。ヤクルトは前回優勝の2015年シーズンに続いて、前年度最下位からの優勝となった。

 ヤクルトは10連戦中の9月22日に首位へ浮上すると、球団史上最長となる13試合連続無敗で9連勝をマークするなど加速。10月8日に優勝へのマジックナンバー「11」を点灯させ、最後は足踏みしながらも、マジック点灯から14試合かけて優勝を決めた。

 今季は山田哲人、村上宗隆の主軸に加えて、4月下旬から合流した新助っ人のホセ・オスナとドミンゴ・サンタナが打線に厚みをもたらし奮闘。交流戦の直前から「1番」に定着した塩見泰隆の働きも光り、26日終了時点で12球団唯一のシーズン600得点超えを達成した。

 課題と見られていた投手陣も、規定投球回到達者はいないものの、シーズン後半は小川泰弘、原樹理、高橋奎二に続いて、高卒2年目の奥川恭伸も登板間隔を空けながら主戦級の投球を披露。

 ホールドのシーズン日本記録を樹立した清水昇とスコット・マクガフの“勝利の方程式”を柱にリリーフ陣も充実しており、シーズン終盤は先発ローテの一角だった田口麗斗とアルバート・スアレスをブルペンへ配置転換。登板過多をカバーする投手運用もハマった。

 昨季まで2年連続最下位と苦杯を喫したが、今季は25日終了時点で打線がリーグ最多612得点を挙げ、投手陣もリーグ2位の防御率3.46と奮闘。得失点差は12球団ダントツの「+95」を記録するなど、投打がピタリと噛み合い6年ぶりのリーグ優勝を掴んだ。
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