ウルトラマンなどに出てくる防衛隊は、怪獣を倒せないことが多く、結局ウルトラマン頼りが大半なので、
「役立たず」「かませ犬」「無用の長物」「ウルトラマンだけいればいい」
と呼ばれることもあります。
この問題については、実は最初の作品ウルトラマンで、既に語られていて、ウルトラマン第37話“小さな英雄”でイデが、
「最後は結局ウルトラマンが倒すから、我々は無用なのではないか」
と悩むも、ハヤタは、
「ウルトラマンだけの力だけでは倒せなかった。持ちつ持たれつだよ」
というようなことを言っています。
このハヤタの言葉は、お世辞で言っているのではなく、心底そう思って言っていると、ぼくは考えます。実際科学特捜隊は、最終回のゼットンをはじめ、独力で倒した怪獣や、ウルトラマンの援護をしてウルトラマンを助けたことは少なくないのです。
だからこそハヤタは、ウルトラマンだけでは倒せなかったと言っているのですね。
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