まだ時計いじってます(笑)
先日注文したムーブメントが届いたので、この前組んだムーブメントを外し新しい物を組み付けます。
物は中華製2836-2。
デイ、デイトがついているのでデイだけ取り外し。
文字盤を組み直すので自動巻ユニットも取り外して、ゼンマイをリセットします。
今付いているETAも同様の作業をして針と文字盤外し。
最初は時間かけてビクビク作業してたのが嘘みたいにサクサクすすみます。
今回調べてみると、今まで入れていたムーブメントと文字盤のスペーサーの厚みがコンマ数ミリ違いました。
またこの前差した油が多すぎたのか、あちこちに油の痕跡が、、、
これで姿勢によって歩度が違ってたのかな?
新しい巻芯をセットして組んでリューズを一段引いて回すと(デイ、デイト調整モード)内部の切り替わる音がかちゃかちゃ。
元々の時計のムーブメントのこの機構が全て撤去されていた理由がこれでわかりました。
時計自体がノンデイトなのにかちゃかちゃ言わせない為(笑)
音がしたらムーブメントが違うとバレますからね〜
こうやって自分の時計の謎が解けていくと更に愛情が湧いてきます(^^)
先日、ミッレミリアに出た時沢山の本物の356スピードスターを見ました。
そしてその時俺はやっぱりレプリカが欲しいなと思いました。
なぜレプリカかと言うと部品代が安く、ほぼ自分で治せるから。
それに楽しい方向に改造してもレプリカの価値は下がるどころか上がります(オリジナルは改造すると下がる)
そしてこの時計も一緒だなと。
俺はこのデザインが大好きだし、よりオリジナルに近づけたいと思っています。
でもオリジナルの部品はちょっとしたものでも数万、価値のある部品だと部品単体でサラリーマンの一月の給料以上です。
本来の機能を使いたいから水の中でもガンガン使いたい。
そしてそんな時計を気軽に身につけて万が一壊したら?
浸水したら?
俺はオリジナルを本来の使い方では怖くて使えません。
でもレプリカならそれが叶います。
壊れても何度でも自分で治せばいい。
部品はいくらでも格安であります。
宝物だからとしまっておく必要がない。
そして理想のデザイン。
(高価だったから)本物であって欲しいと願った過去。
でも今はレプリカで良かったと心から思います(^^)
レプリカでなかったならバラす事も組む事も、ムーブメントの事も学ばなかったでしょう。
もうすぐ新しい時計のオイルが届きます。
このオイル、乾燥もせず飛び散りもし難い特殊なもの。
外したムーブメントはもう一度バラして洗って、ちゃんとした方法でそのオイルで組みます。
そしてまたこのケースに戻します。
それが終わったらまたやろうと思っている事が、、、
よくまあ次から次へとネタが湧いてくるものです(笑)
ログインしてコメントを確認・投稿する