mixiユーザー(id:1368265)

2021年10月09日23:42

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うん、これは重症だ。再起不能かも

10月8日の事らしいのですが、2021年の4回連続のみずほ銀行のシステム障害の原因は
・ハードディスクが劣化していたことに気づかなかった。
・バックアップシステムを起動しようとして、コマンド入力を飛ばしてしまい、結局起動に失敗。
・4回の不具合の内、二回は静電気の発生がきっかけと考えられる。(要するに、アース不良)
とのことです。

元記事↓
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000231407.html

 確かに、ありがちな原因ですが、我々のような化学バカの集まりでもHDDに寿命があり、壊れる前に動作不良が見られるのが普通と言うことを知っています。(と思います。)また、自分で一から組み上げた機械でない限り、緊急マニュアルは誰でも着実に実行できるように作ります。同時に、機械メーカーのサービスとの関係を良好に維持するのも普通です。(だと思います。)
 件の銀行では、「動いているのだから、保守契約は必要ない、無駄な経費である。保守・点検は故障してから考えれば良い。」と考えていた管理職が多いようですが、今の日本の企業の管理職のほとんどは同じ考えのようですし、そう考えるようにトップから言われているのだと思います。私の前の職場もそんな感じでした。
 今の日本の企業の出世の第一条件は「経費・コストの削減」なご様子なので、予定外の経費を「機械の故障」の形で発生させた(見つけた)社員とその管理職はコスト発生の責任を問われることになります。そんな状況で誰が「不具合」を担当管理職に報告できるのでしょうか。全く、困った「コスト意識」です。

 三菱電機などでも同様のことが言えると思いますが、株主や投資家の目を気にしすぎて、危険なギャンブルを行う経営者が日本に多過ぎです。経営者たちがコストコスト言い出したのは、恐らくカルロス・ゴーン氏のコストカット改革が成功した直後だと思いますが、ああ言った対策が功を奏するのはケースバイケースなはずで、全ての企業に適用できるものでは無いはずです。

 みずほ銀行のシステム管理は金融庁が直々に行うことになるそうです。しかし、今までの報道を見る限りでは、単なる患部の切除では済まないでしょう。恐らくシステムの総入れ替え、草薙素子少佐のように全身義体にするか、ドウエル教授のように首だけにするか。そもそも手遅れではないのか。

 日本の経営者の皆さんは、これを他山の石とするべきと考えます。次はあなたの番です。

 勝手なことを言っていますが、参考になれば幸いです。
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