【Patinage】代替開催。

フィギュア22年４大陸選手権の代替開催地にエストニア、初の欧州開催へ
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四大陸は元々、ヨーロッパ選手権に並ぶチャンピオンシップを作ろうと、ISUがヨーロッパ以外の四大陸の選手を集めて始めました。もちろん今までヨーロッパでやったことはありません。ヨーロッパで四大陸をやるのは、いわばヨーロッパ選手権を日本やカナダでやるようなものです（笑）。
しかし今シーズンはそうも言ってられなくなった。まず中国が感染拡大防止を理由に開催を断念した。さすがに2年連続の中止は避けたいでしょう。となると他国に代替開催を打診することになる。しかしアメリカはトランプ信者ども（ただし当のトランプはワクチン推奨派）のせいでワクチン接種が進まず感染拡大が収まらないし、かといって日本も韓国もカナダも検疫は（中国ほどではないにしても）厳しい。オーストラリアや台湾は検疫に加えワクチン調達が上手く行かず接種が進んでない。
そこで苦肉の策でエストニア。エストニアは前の週にヨーロッパ選手権をやります。その流れで四大陸も、と言うことなんでしょう。でもエストニアなんて行ったことある選手いるのか？（ジュニアグランプリシリーズで行ったことがある選手はいるかも）。

次の問題は代表をどうするか。元々今シーズンの四大陸はオリンピックのテストイベントでした（だから中国開催が予定されていた）。しかしエストニア開催となると、わざわざオリンピック代表選手を派遣する必要は無くなる。だいたいエストニアは遠い。ヨーロッパ拠点でもない限り派遣するとデメリットのほうが大きくなる可能性がある。
と言うわけで、原則オリンピック代表選手は派遣しなくてもいいでしょう。ただし、大衆の注目を集める意味では、かなだいだけはオリンピック代表か否かに応じ派遣する手はあるかも知れません。