『キャラクター』 2021年58作目 ☆☆☆ MOVIX仙台
https://character-movie.jp/
画は書けるんだけど優しい性格からキャラクターの書き込みが弱い、特に悪役、悪い奴の描写が弱くて漫画が描けない漫画家が主人公。
たまたま目撃した一家惨殺事件をモチーフにした漫画を書いたらヒットして一躍売れっ子漫画家に成ったら、犯人から連絡が来て…
と云う話。
犯人の正体や、犯人自身の生い立ちとかが謎めいていた作品でしたが、出演陣が豪華でした。
漫画家役が菅田将暉さん。何を演じてもお上手ですね。
精神的に追い詰めらていくのがリアルでした。
売れない時代には原稿用紙にペンで書いていたのに、売れっ子になってからはタブレットでデジタル作画になり、終盤また手書きに戻るのがリアルでした。
漫画家の奥様役が高畑充希さん。売れない時代から支えていて、売れっ子になって高級マンション暮らしになるんだけど、終盤に色々あって連載辞める事になって「貧乏暮らしに戻るかも」となった時に、「ここは広過ぎるから」と返したのはちょっと泣けました。
猟奇殺人事件を追う刑事役が小栗旬さんと中村獅童さん。良いコンビでした。
猟奇殺人犯がSEKAI NO OWARI の Fukase さん。似合ってた。「何を考えているのか分からない」「人として薄っぺらい」が見た目と喋り方、仕草から十分に伝わって来ました。
漫画家の話なので、セットや衣装と同じぐらいに作中の漫画に力が入っていましたが、こちらも見応えのある漫画でした。
話自体は謎めいていて、先が読めそうで読めず、意外な展開もありで良かったです。
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