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2021年10月03日23:35

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ブラジルという国

■世界最大級の湿地帯、水不足で火災も ブラジル「大気循環に異常」
(朝日新聞デジタル - 10月02日 20:36)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6688860

ラテンアメリカフィルムフェスティバルでブラジル映画を二日続けてみたんだけど、ブラジルの人種の混じり方が凄いわ、って思う。アメリカなんかと全然違う人種関係。これはなぜ?って思う。

まず最初がThe Pink Cloud。突然ピンクの霧が発生して、外に出て霧を吸ってしまうと死んでしまうので突如ロックダウンになって外に出られず生活する人達の話。映画が始まる前に「この映画は2017年に書かれて、2019年に撮影されたもので、現実と似てるのは偶然です」って注意書きが出てくるので何で?って思ったらロックダウンの話だからなのよね。で、この映画、殆ど白人しか出てこないし、殆どがとっても素敵なアパート内で起こる話なので、ヨーロッパのどこかの国の映画、といわれても不思議ない感じよ。



ま、実際に外に出ずロックダウンで生活してみると、髪の毛が伸びる、自分で切るのも面倒なので長い髪になる、ってのがあるんだけど、この映画、ロックダウンが10年以上続くのに男性の髪型がほとんど変わらないのと、10年以上ロックダウンでエクササイズもできないのに主役の二人が太りもしないのが「現実的じゃない」と言えば現実的じゃないのよね。自分で髪切ってるにしても短髪だとしょっちゅう切らなきゃいけないから面倒くさいから、伸ばすものよ?

で、2本目が7 Prisoners。田舎からサンパウロに出てきた若者、実は雇用先のジャンクヤード、実は仲介人にお金を前払いしてある、ってので給料も貰えなければ酷いタコ部屋みたいなところに住まわされる、っての。でも、田舎から連れてこられた4人の内、日本人には白人にしか見えない子(写真左)が一番貧乏育ちで(学校ドロップアウトで字が読めない、今までベッドで寝たことない)周りの色の黒い子たちにHickって呼ばれるのよね。悪者のジャンクヤードのオーナーのLucaってもの(日本人には白人)も貧乏育ちでお金を貯めてここにいる4人の若者と同じように田舎の農場でただにちかい低賃金で何年も働いてきたお母さんにリオデジャネイロでお店を買ってあげて、母親には自慢の息子、って設定なんだけど、その貧乏だったお母さん(写真中)も日本人には白人。こういう「超貧乏」ってドラマの設定、アメリカでは絶対白人はやらないから、ブラジルではこれは説得力のある設定なんでしょうね。ま、思うわ。1920~1930年代、ドイツやイタリアやウクライナやギリシャからブラジルで自分の土地が持てる、と言われて移民してきたヨーロッパ人。誰も行かないブラジル東北部の土地をあてがわれて、働いても働いても作物できない、お金なんて貯まらない、で3代・4代やってきたけど今も貧乏、ってありうる話だと思うわ。ブラジルは戦後も東欧からの移民をかなり受け入れてたしね。



ブラジルって世界の所得の10階層全てが国内にいる、って国なのよね(写真右)。最下層10%って年収3万円も行かないレベルかそれよりもずっと低いかだけど、そこに何百万人もいる国。なんか凄いと思うわ。

で、この干ばつでもっと貧乏になる人が出て、どうなることやら?
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