PIST6 Championship
一軍で大した成績を上げられなかった斎藤佑樹が日刊スポーツでは3面も使って報じられていたのに、競輪界の命運を賭けた(?)と思われるPIST6 Championshipはワードランキング的なもので全く上がっていなかった。
一方で、5ちゃんねるによると、今日(2日)の売上げは3億5千万円にのぼったらしい。ただ、驚くのが、売上げの内訳で、単勝が約2億8千万、ワイドが約6千万となっており、一番売れるはずの3連単を含めた他賭式の売上げは1千万程度にしかならなかったこと。
私は車券や馬券を民間サイトで買わないので、詳しく語れないのだが、どうもPIST6のキャンペーンで車券購入時にかなりのポイント(=現金と同等?)が加算されるため、極端な話、単勝元返しでも、車券の配当でなく、ポイント還元で大幅プラスが計上できるようだ。そのため、昼と夜で2回出走した雨谷の単勝は1億6千万円もの売上げとなったらしい。ただ、払戻しは100円元返しで、損するのはポイントを還元する主催者側となる。
これと同じ話が今の地方競馬でもあり、売上げ絶好調のからくりがポイント還元にあることから、売上げが爆増している割に主催者に残る実入りはそれほどでもないと言われている。
明日は「頭鉄板」の選手が激突する流れになり、このようなことになりづらくなるはずだが、逆にいうと「太い客」が車券を買わなくなる可能性が高くなる。まだ始まったばかりなので、否定的なことは書きたくないが、ちょっと心配になってしまう。
ひとつ個人的にハマってしまいそうなのが、レース実況するMCが発走時に言う「clap」という言葉。「拍手」という意味のようだが、これが「crap」だと「くだらない」という意味に一変し、加えてなまじ意味を成してしまうので、「l」と「r」の発音をしっかりしないと大変なことになる。
若者に観てもらうという意味では、よく出来た演出に見えた今日のPIST6 Championshipだったが、残念ながらその存在が全く知られていないことが大問題となる。これからの広報にも注目したいところだ。
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