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2021年10月01日23:13

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尋問会と『答える』という事についてと弁護士の事

尋問会について話をしたいと思います。

内容に関してはこれまでの日記の通りなので、話題はそこではありません。

尋問会が終わって、弁護士さんと話をしたり、その後の「お疲れ様でした」メールでの話などです。

尋問会というのは、宣誓し、被告から自分の弁護士による質問、原告の弁護しによる反対尋問、原告に交代して、原告の弁護士による質問、被告の弁護士による反対尋問、という流れです。

ここで大事な事があります。
まず、『己の発言に自信を持つ事』『きっぱりはっきり言う事』『正しく答える事』『本筋とは関係のない話をしない事』『妄言妄想で話さない(嘘をつかない)事』『激情的に話さない事』です。

これは、原告、被告だけではなく、互いの弁護士もそうです。
堂々とする事。嘘を言わない事。質問相手の答えの最中にそれを遮らない事。

今回、増田の弁護士は2人いましたが、部下っぽい人はともかく、上司がひどい。
こちらが答えてる最中に大声で遮る行為をして、応答を阻害した。(「それ、貴方の価値観ですよね!」の部分)

俺は答える時に、『堂々と、声ははっきり大きく、答えはキッパリ、わからないものはわからない、知らないと答える』を心がけた。

そして何より、相手の弁護士の目を見る。見続ける。射抜くつもりでガンつける。
尋問の際、己の意思の強さを示し、堂々とした答えをする事で相手の弁護士の意思を挫く。
これです。

で、増田の態度。
最初はハッキリ。徐々に声のトーンが下がり、ウチの弁護士さんがわざと煽る質問をして怒らせた。(「あんた!相続税わかってないな!」とか「私は一級建築士だぞ!」とかの部分)
煽ると言っても、真っ当な事をしていればちゃんと答えられる質問。答えられないのを知ってるからウチの弁護士さんがわざと煽った。

「質問に答えず、弁護士に激情的に噛み付いた」

という印象になるわけ。
尋問で答えないという事は「不利になるから答えられないということだ」ということ。
知らない、わからない、ならそう答えるのだが、知っているはずの事を答えられないために噛み付くのは「図星か」と取られる。
ウチの弁護士さんはわざと煽ってるので、暴言吐かれようと無視。「じゃあ、次の質問です」と次に行こうとするが、増田は「あれは!お婆さんがなぁ!」と続けて、裁判長に「静かに」と怒られる。
ガンガン心証を下げていく。

ウチの弁護士さんは徹底的に心証を下げまくる事に成功した。
(攻撃的な質問が得意ってこういうことかー)と思いました。

次に俺の尋問ですが、相手の弁護士の話にハッキリ、キッパリ。
増田と違ってトーンを下げる事なく、弁護士の目を見て貫く。
ちなみに、「私は人の目を見て話す」とイキがってた増田は、うちの弁護士さんの目を見なかった。見て話すちゃうん?とツッコミたかったw
等価交換のくだりで、俺がド正論で追い詰めると、相手の上司弁護士は明らかに動揺して目を逸らした。俺はずっと、正論を並べ立てながら上司弁護士の目にガンをつけ続けた。
俺のガチのガンつけは、小学校からダチをしてる友人から見ても「超怖すぎる」ってくらい眼力があるそうだ。たまたま、相手の顔が見えないところで、ケンカを売られたと感じた俺の殺意を込めた目は、顔を上げた先にいたダチすらドン引きするほど。(ケンカを売られたと思ったのはダチのイタズラだったw)
その殺意マンマンのガンつけをし続けた結果、相手の弁護士は視線を外し、論破されて何も言い返せなかった。
自分でもあの瞬間、あの場が完全にこっちの独壇場になったと感じましたよw
上司弁護士どころか、部下弁護士すら凍り付いて何も言い返してこなかった。
そりゃ「あなた(相手の弁護士)にとって8000万と2000万が等価ってんならどういう理由か言ってみろ」とか一般的不動産価値を武器に散々切り刻んだので、なーんにも言えなくなってた。

尋問会が終わった後の弁護士さんからのメールで「等価交換の話の時、○○さん(俺)が正論でボッコボコにしたので、あっちはこれについてもう何も言えないでしょう」と、とても良かったとベタ褒めしてくれました。

そして、話を軌道修正しようとして警察の話をしてきたのでしょうが、そこで
「送検…されてますよね」と『送検』という単語を俺に使われた。
畳み掛けるように「起訴待ちされてますよ」とさらに強い『起訴待ち』という単語をぶつけ、凍りついた上司弁護士のあの顔…マジ笑いそうでした。
そしてすかさずウチの弁護士さんの援護射撃「浦和警察署への告訴は誰が?」に「弁護士さんを通じて『私が』」と。
「朝霞警察署への話は誰が?」に対して「『私が』再捜査をお願いした」と増田側の弁護士にガンつけながら答えた。
すると、明らかに上司弁護士と部下弁護士が怯んだ。ほんとに、まるでアニメやドラマのように「うっ!」っていう感じで。
ここでやっと相手の弁護士は理解したんだと思う。
今、この尋問会で、そしてこの裁判そのもので『誰が一番脅威で、ヤバいのか』ってことを。
ウチの弁護士さんは「してやったり!」って感じで得意満面だったのが印象的w

警察に告訴し、成年後見を申し立て、裁判所を動かし、本来中立のはずの成年後見人を味方につけ、警察が送検まで至るだけの物証を揃え、告訴の受理より遥かに難しい『再捜査』までさせ、起訴の情報まで持ってるのは誰か。
そして、これまでやりとりした陳述書と準備書面の文面を誰が考えたのか。あらゆる増田とハゲの行動の穴をつき、矛盾を暴き、そこをすべて指摘して文書ですら論破してきたのは…ウチの弁護士さんではなく『俺』。
行動力、読解力、文章力、話術力、交渉力、口撃力、場の掌握力、眼力…
自惚れちゃいないが、かなりあると思う。
だから、尋問の制限時間がまだあったのに、その後は「起訴はいつか」という突発的に浮かんだであろう質問だけで終わらせたのだろう。

『これ以上質問しても、絶対に自分達が論破される』

とわかったんだと思う。なぜなら最後の質問が裁判の争点にある事ではなく、「起訴のスケジュール」というただのスケジュール確認だったからだ。
それこそ、俺が予測していた「お婆ちゃんの筆跡」とかについての質問が来ると思っていたのに来なかったからね。もちろん、カウンターはちゃんと物証で用意していたので、論破してグッチャグチャにしてやるつもりだったのだが、残念である。
何よりも、あっちの弁護士自身が準備書面や陳述書でこっちに散々論破されてるので、自分達に分がないのは理解してたんだろう。

堂々と言葉を発し、答えを理論立てて根拠を示し、態度で場を掌握する。
これが尋問会において重要な事だ。…尋問会だけじゃないな、どんな場面でもかな。

とにかく、こっちの尋問が終わる時には、もうあっちの弁護士はテンション低すぎた。
尋問会が終わって個別面談のために移動する時、思わず「フン、雑魚め」と呟いてしまった。隣のウチの弁護士さんが苦笑してたけどw

尋問においては、弁護士の質問に弁護士が答えるのではなく、一般人が答えるため、弁護士は油断してるんだと思う。相手の言葉のスキを突こうとか、矛盾を引き出そうとかしてくる。それが悪いとは言わない。それが話術だからね。
ところが、その質問している一般人が、日々矛盾の潰し方や言葉の言い回しや状況の作り方を必死に考えてる『作家』ならどうだろう。
日々、己の作品を他人に添削され、矛盾の潰しをして形を整え「ストーリーを作る」作業をしている人間が、もし話術に堪能で、行動力があって、尋問会に至るまでのすべての状況を作り出し、犯罪者マジ殺す、という人物だったら? そんな人間にケンカを売ってしまったとしたら?
それを、最も大事な場面で初めて気付いたとしたら…まあ慌てるよね。
質問したら、致命傷に至る攻撃が連続で返って来る。そして、その答えには一切反論できる余地がない。無理に反論すれば、綻びを突かれて反撃される。
そんな人間を尋問すればするほど、自分達の契約主が不利になる。
しかも、いくつ手札を隠してるかわからない。
尋問会において、その手札を切らせないようにするには、質問しない事。尋問を終える事。それしかない。どれだけ隠していても、質問しなければ手札は切れないのだから。
だから、制限時間はあったのに、あそこで相手の弁護士は尋問を切ったわけだ。
あの…『場を完全に掌握した』感覚ってのははっきりわかるもんだね。
空気が変わるというか…明らかに『ピン』と張り詰める。面白い感覚だった。

あっちの個別面談が異様に早く終わったのは「勝てないよ」って裁判長に言われたんだと思う。
和解の交渉や有利不利の話をしていたら、もっと時間かかったはず。和解はないってすでにこっちが言ってるからね。
原告尋問であそこまで堂々と反撃されて斬り刻まれちゃ、手の打ちようがないもんな。

あの増田の弁護士たち、登記抹消裁判の後に送ってきた損害賠償裁判の準備書面でもやらかしちゃってるからなー…
弁護士の説明が、増田の「業務上横領」をバッチリ語ってて、俺が頭抱えたもの。
「これ、業務上横領だよな? 弁護士がそれを証言しちゃうって… あの二人、ホントに頭悪いんだな…」
と。
必死に説明してるのはわかる。うん、わかるんだ。
ただ、その説明が…「増田の業務上横領の説明」なんだ…
しかも事細かに。だからむしろ「何かの罠か?」と疑って何度も読み返した。読み返したんだが、致命的なのは「屋根防水と壁面修繕を『しようとした』が『その前に』沈下改修をした」という部分だ。
増田の主張の「お婆ちゃんの相続税対策で完了済み」として500万を会社に入れてたのに、相続税対策計画に含まれている「屋根防水と壁面修繕」は完了してなきゃおかしい。
修繕した費用として増田の会社が500万を祖母のお金から受け取ってるんだから。
それを、あっちの弁護士が「完了してない」って書いちゃった。
…あの二人、弁護士の才能ないよ。ホント。
弁護士が書いてしまった以上、これはもう取り消せない。この「準備書面」は裁判所経由だ。裁判所にも残ってる。
そう、もう増田が何を言っても、自分の弁護士が裁判所に出す文書で白状してしまったのでアウトなのであるw

明らかに業務上横領の証拠なので、いつもの担当警官に送検の罪状と、これが業務上横領なのかの確認をしようと電話したけど、外回りでいなかった。残念。
確認は週明けかな。
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