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2021年09月22日21:42

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合い口の悪さゆえか、1分以上を要して難敵高安を制した新横綱・照ノ富士。

「ひとり横綱」の照ノ富士、好調・御嶽海…秋場所注目力士を錣山親方が徹底解剖
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大相撲九月場所十一日目、新横綱の照ノ富士はこれまで9勝12敗と合い口の良くない小結高安と1分を超える長い相撲の末に寄り切りに退け1敗をキープ、白星を2桁にのせました。この一番、立ち合い横綱が右上手を取り、頭をつける慎重な展開で、半身で左四つの高安を再三の出し投げで崩しながら東土俵に追いやり、寄り切りで勝負あり。寄り切った勢いで高安を土俵下に吹っ飛ばした一方、敗れた高安は土俵下で蹲って暫く立てず。左四つの半身で構えた高安について、八角理事長(第61代横綱北勝海)は「高安は半身だけど自信満々のようだ。余裕というか逆に照ノ富士が頭をつけている」と、合い口の良さ、悪さが出た両者の構えについてを解説。勝負が決まると、照ノ富士は「合い口が悪いからか頭から行った。だいぶ警戒していたんだろう」と、長い相撲になった理由を分析していました。その上で、照ノ富士にとってキーポイントだった難敵高安を制したことについて「今日の相撲にしても手ごわい相手にきっちり勝っている。胸を出して頭を上げたら投げがある。相手の形にならないように、自分の流れで取って勝っている」と語り、合い口の良くない相手に対する「横綱相撲」を評していました。
一方、星一つ差で追走していた二敗の平幕2人は明暗が分かれ、西前頭十枚目妙義龍は一山本を寄り切りに仕留めて二敗を守ったものの、西前頭六枚目の阿武咲が角番大関貴景勝の引き落としに屈して三敗に後退、翔猿を送り倒しで制した千代の国、豊山を寄り切りに仕留めた隠岐の海、魁聖を寄り切りに退けた遠藤、大栄翔を押し出しで一蹴した関脇御嶽海、関脇明生を上手投げで降した大関正代がそれぞれ三敗を守って給金直しとなり、賜杯レースは一敗の横綱照ノ富士を妙義龍が一人二敗で追走、関脇御嶽海、阿武咲、隠岐の海、遠藤、千代の国が三敗グループを形成する展開になりました。
その他。角番で休場明けの大関貴景勝は、二敗で同学年の阿武咲が相手。立ち合い、頭でぶつかり合うも大関が押し込み、右に開いて阿武咲を引き落としに退け勝負あり。先場所の途中休場の要因となった首の怪我の影響が残ったと見られ、強いぶちかましの立ち合いが見られず初日から三連敗の序盤戦だったが、徐々に調子を戻して本来の立ち合いももどり、これで7勝4敗に持ち込み、角番脱出の勝ち越しまであと一番としました。明日は宝富士との対戦が組まれましたが、横綱照ノ富士、大関正代、関脇御嶽海との対戦を残しており、明日の宝富士戦で是非とも角番脱出を決めたいところだと思います。
また、西前頭三枚目の令和元年の十一月場所で右膝を大怪我し、何度かの手術や懸命のリハビリを経て、7場所連続の休場から西序二段55枚目に番付を下げた今年の三月場所で復帰してから4場所目を迎え、今場所は東三段目三枚目に番付を戻した友風が、六番相撲で東幕下54枚目の和山を押し出し、4勝2敗として勝ち越し決定。昨日(十日目)に怪我で幕内から序二段に番付を落としてから復活を遂げた横綱照ノ富士と宇良が結びの一番で対戦したことに触発されたようで「大怪我で落ちて、横綱も宇良関も序二段まで落ちる同じ状況なので、感化されるものがある。自分も目指して頑張りたい」とコメント。来場所の幕下復帰が確実視される星勘定となりました。照ノ富士、宇良に続くことはできるのか、今後に注目が集まるでしょう。
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