mixiユーザー(id:65260562)

2021年09月22日12:56

33 view

この件は、山口氏の経歴と、犯罪の時系列を並べると何かと考えさせられます。

山口氏が2013年に渡米し、2014年7月に、韓国軍による韓国へ専用慰安所と断定できる書簡を発見したとの情報を得て、現地で取材を開始しています。
これはかなり信憑性の高い話と資料で、退役した軍関係者との対談や、軍の施設に出向き、そこで閲覧した資料などを基に、レポートを取りまとめて、雑誌で発表しようとしていたそうです。
その年の12月に、朝日新聞社は、太平洋戦争時の日本軍による従軍慰安婦の強制連行問題は、捏造だったと謝罪記事を出しました。

2015年3月に、山口氏は、韓国軍による従軍慰安婦問題について、週刊文春に寄稿。
同年4月3日に伊藤詩織さんとの事件が発生しています。

その後、折に触れて、この話が出るのですが、この話の前後に生じるのが、日本軍による従軍慰安婦問題の話題です。

2017年10月に、伊藤詩織さんは、事件の体験を題材にした本を出版。
同年同月に週刊新潮は、山口市の文春への寄稿文は、捏造であるという記事を出しています。

都合の良い事実を羅列し、何か関連があるように思わせる事も可能なわけですから、私が書いた文に何某かの意味を求める必要も無いのですが、書いた内容はネットでも確認が取れる内容です。
確かに世の中には偶然という事もあるわけです。

まぁ、朝日が取り上げるだけで、胡散臭さは数倍増しになるんですけどね・・。

2014年には、ネット上で従軍慰安婦という制度があり、強制連行もあったらしいが、日本軍は関与していなさそう。むしろ、それらを取り締まっていた証拠すらある。
強制連行は、当時の朝鮮人女衒によるもので、何度も逮捕されていたと当時の新聞記事もある。
どうも、朝日が言っている事は違うみたいだよ?

という風潮になっていたわけです。
強制連行の証拠として掲げられるものは、どれも決定打を欠き、新潮が書いている山口氏捏造告発そのままの内容の話が当時のネットでは囁かれていたわけです。
このタイミングで、ベトナム戦争時代の韓国軍による従軍慰安所問題の記事が出たら、日本国民が、どういう反応を示したか?という話なんだと思いますよ?

そこで非を認めた方が、被害が少ないと思ったのでは?と勘繰ったりもします。

一つの事案を一方向からの意見だけで論ずるのは危険だと思うんですよね。
関連する複数の視点から見て行く事で、見えてくることもあると思うんですよね。

性暴力は、断罪にすべき事案だと思います。
ですが、それが性暴力であったかどうかは、当人達しかわからない事が多いわけです。
だからこそ、双方確認し、正しい判断を下すべきだと思います。



■性暴力被害の控訴審で伊藤詩織さん「被害者が司法で守られることを願う」 元TBS記者「あなたのウソと思い込み」
(AERA dot. - 09月21日 18:45)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6675551

「事件が起きてから6年が過ぎました」


 21日、午前11時過ぎ。東京高裁101号法廷。ジャーナリストの伊藤詩織さん(32)は、意見陳述を始めた。


 2015年4月、伊藤さんは就職相談のため元TBS記者の山口敬之氏(55)と都内で食事をした。その際、意識を失い望まない性行為を強要されたとした。17年9月、「望まない性行為で精神的苦痛を受けた」として、1100万円の慰謝料など損害賠償を求め民事訴訟に踏み切った。それと前後して、レイプ被害を実名で告発した。


【画像】日本は? 性被害に対する国・地域の処罰一覧はこちら
 裁判からの4年間、伊藤さんは裁判を通し訴えたかったことがあったという。まず、自分の身に起きた出来事に対して司法の適切な判決が下されること。そして、自分と同じような性被害と、性被害バッシングという二次被害が決して許されるものではないというメッセージが広がることで、新たな被害者が泣き寝入りしてなくていい社会になることだ。


 売名、被害者ビジネス、ハニートラップ……。実名でレイプ被害を告発する伊藤さんは、様々な誹謗中傷が浴びさせられ、「セカンドレイプ」の被害にもあった。それによるフラッシュバックやうつ状態などのPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされ、何度も死を考えた。今も自分でネットを閲覧するのが難しい状態だという。


 伊藤さんは声を震わせ言った。


「被害者が司法できちんと守られること、そしてこれ以上『心の被害者』という勝手なステレオタイプによって、誰かをおとしめるような出来事が起きないことを願っています」


 裁判には山口氏も出廷した。


 グレーのスーツにネクタイを締め、眼鏡をかけ黒のマスク。山口氏は証言台に立つと、ありもしないレイプ被害を作り出され、取り返しのつかない苦しみを味わっていると訴え、


「あなたのウソと思い込みで、私は社会的に殺されました」「私がレイプドラックをもったという証拠を出してください」


 などと主張した。



 控訴審終了後、取材に応じた伊藤さんは、山口氏の主張に、「ショックが大きすぎるので、どう感じていいのかわからない」


 と話し、涙ながらにこう言った。


「この場に立ってお話をするのができるかわからなかった。数分間深呼吸してこの場に立っています」


 伊藤さんの代理人弁護士によれば、今日の控訴審では新たな証拠は特になく、争点は一審と同様、性行為の同意があったかどうかなどの事実関係になるという。


 最後に伊藤さんはこう言った。


「裁判でどのような結果が出るのか、今後の司法のあり方をどう見るのかというところに、みなさんには目を向けていただきたいと思っています」


 19年12月18日の一審判決は、山口氏について「伊藤氏が電車で帰る意思を示したのに近くの駅に寄らず、タクシー運転手に指示してホテルに向かった」と指摘。「性行為に合意はなく、伊藤氏が意識を回復して拒絶した後も体を押さえつけて続けた」と不法行為を認めた。山口氏は判決を不服として控訴していた。


 控訴審判決は、来年1月25日に言い渡される。(編集部・野村昌二)


※AERAオンライン限定記事


AERA dot.

伊藤詩織さん勝訴 母は「想像してほしい。わが子に性被害が降りかかったことを」〈AERA〉
伊藤詩織さん民事訴訟で「勝訴」、刑事で「不起訴」はなぜ? 立証のハードル〈AERA〉
北原みのり「詩織さんの裁判、勝利したが…」〈週刊朝日〉
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する