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2021年09月21日11:06

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鳥綱タカ目タカ科トビ属トビ

小さい頃、おじいちゃんの家の屋根に登るのが好きでした。
子供だっていうんで、文句も言われなかったな。
お店の上も、工場(こうば)の上も。
イチョウの木やキョウチクトウは、それでも私より上の高さでした。

ある日、夕方屋根に登ってたら、空に何羽かトンビが見えました。
3ブロック先のKO大学には大きな木もあって、そこに帰るのかなあ。

しばらく見てたら、トンビ、どんどん増えてきます。
あっちからも、こっちからも飛んで来て、何百という数に。
ひえぇ〜!? どーなってるの??

先日テレビ見てたらそれをやってて、わかったんですよー、大量トンビの謎。
基本単独行動ですが、トンビはいくつかの寝床を持っていて、繁殖期以外、集団で寝ることもあるんだそうです。
三田・芝という地域は、大学のほかにも、うっそうとした木々にかこまれた大使館、お寺などもあって、きっとそういう所が寝床なんだ。

その頃は、トンビはフツーの鳥でした。港区でもフツーにいた。
海も近かったから、魚なんかも食べていたのかなあ?
今は、ぜんぜんいなくなってしまった…。23区内で見るコト、難しいと思います。

トンビは留鳥、つまり渡りをしない鳥です。
あの何百という(に見えた?)トンビは、あの土地で生まれ、あの土地で子供を育てた。
大学はまだあるし、大使館、お寺だってあるけれど、もう暮らせなくなってしまったんだな…。
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