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2021年09月20日21:12

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照ノ富士、中日勝ち越し全勝ターンと思ったら……。

■新横綱は苦しむもの? 困難くぐり抜けた照ノ富士、逆転で全勝ターン
(朝日新聞デジタル - 09月20日 06:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6673893
大相撲九月場所九日目、新横綱照ノ富士が西前頭四枚目の大栄翔の寄り切りに屈し、横綱として初の金星献上となる一敗を喫しました。
この一番、立ち合いから大栄翔の前褌を奪えず、下がりを掴むのがやっとで、大栄翔の左喉輪に思わず仰け反り、大栄翔に右はず押し、両差しを食らって防戦一方となり、寄り切りで万事休す。大栄翔としては、下がりを掴まれたものの、横綱に徹底してまわしを与えず、喉輪→はず押し→両差しの攻めで圧倒した一番となりましたが、右のはず押しで横綱の息の根を止めた感じで、令和元年九月場所六日目の鶴竜戦、同年十一月場所二日目の白鵬戦以来、通算3個目の金星となり、今年の一月場所の覇者としての意地を見せた一番となりました。この一番について、八角理事長(第61代横綱北勝海)は「大栄翔が中にうまく入った。こういう馬力のある人は一発があるから怖い。動きが止まって勝負あったと思ったけど、その後、中に入ったのが良かった。大栄翔を褒めるべきでしょう」と解説、敗れた照ノ富士については「押し込んで行けなかった。様子を見すぎたか」と敗因を分析、その上で「下がりを取ってしまった。あれがなければ攻められただろう」とのことですが、師匠で、幕内後半戦の審判長を担当した伊勢ヶ濱親方(第63代横綱旭富士)に言わせると「照ノ富士が前に出なかった。まわしが取れずにさがりを取った。いつもより気合が不足しているような感じがした。大栄翔はよく攻めていた」とのことで、今日最大の主役は大栄翔に尽きると思います。
今日もう一つのハイライトは、東前頭筆頭の豊昇龍の一本背負いでした。若隆景に押っつけられて上手を許して攻め込まれた土俵際、半身の豊昇龍が差し手を構えて網打ちから右足を払い、二丁投げも打ちながら投げ飛ばし、両者ほぼ同時に土俵下へ。軍配は若隆景に上がるも物言いがつき、協議の結果は若隆景が早く、軍配差し違えで豊昇龍の一本背負い。幕内では平成29年の一月場所で豪風(現:押尾川親方)が決めて以来の大技で、急性扁桃炎による発熱で3日間休場してからの再出場後、2連勝で3勝4敗2休としました。
その他。今日現在の賜杯レースですが、昨日時点で一敗だった妙義龍が二敗の阿武咲相手に不用意な引きから押し出しに屈し、徳勝龍を引き落としで制した千代の国、一山本を引っ掛けに退けた遠藤、翔猿を押し出しに仕留めた隠岐の海が二敗を守り、二敗グループにいた関脇御嶽海が霧馬山の送り出しに屈したため、一敗の照ノ富士を隠岐の海、阿武咲、妙義龍、遠藤、千代の国が星一つ差の二敗で追走する展開となりました。
また、二人の大関ですが、角番貴景勝が小結高安を押し出しに退け5勝4敗で今場所初めて白星先行、大関正代も千代翔馬に土俵際に追いやられた場面があったものの押し出しで制して6勝目。貴景勝は序盤戦で黒星を重ねる要因ともなった首の怪我による影響から脱したと言っても良さそうな印象を持ちました。
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