コロナ禍で緊急事態宣言が出ているのだけど...なんか散歩がしたくなりまして。台風一過の秋晴れのこのチャンスを逃してしまうのも勿体ないので出かけてまいりました。
丹沢-日向薬師の彼岸花群生地です。
いやー。非常事態宣言って何? って言うくらいかなりの人が来ていましたねー。他人の批判はできないんですけど、もう国民が慣れっこになってしまってるというか麻痺しちゃってるというか...我慢できないというか...
まあ、都心部の人が多いところ・密になるところに出かけるよりはいいのかなぁ。誰かと会話をするわけではないし(一人旅)と言い訳・・・
でも本当に気の毒なのは飲食店(特に酒を提供しているお店)ですね。今後また秋以降に感染者数が増えても、緊急事態宣言出しても効果ないんだろうなぁって気もします。何かみんなが具体的に危機感をもって感染対策できる方法ってどんなのがあるんだろう?
ともあれ、非常にのどかなところです。
で、新宿から1時間ちょいで来れるのに...「クマ出没注意」ですよ。
トンボも飛んでいます。
伊勢原から日向薬師までのバスはおおむね30分に1本くらい出ています。便はいいほう。
まずは日向薬師へ。メインの参道を使うととっても急坂・階段がきついので遠回りでも車道ルートで(ただし結構歩きます)
この環境とこの雰囲気...薬師如来さまとしても霊験ありそうです。正式名称=日向薬師 宝城坊。高野山真言宗。716年行基の開山というかなり古くからのお寺です。『吾妻鏡』にも載っているらしい。平安時代後期には霊場として栄えていたそうです。
帰って来てから判ったのですが、特に眼病に霊験ありとして信仰を集めてるらしい。最近、結膜炎にになったり老眼が進んだりで眼は気になっているので嬉しいです。
帰りはメインの参道を下って...いやー下りでも結構きつい。前日の雨でぬかるんでいて苔が付いた石が滑る。。。
で、この周辺(日向地区)が彼岸花(曼殊沙華)の自生地・群生地なんです。
田んぼの中に彼岸花がいい具合に咲いていて。刈り入れ前の豊かに穂をつけた稲とのコントラストがとってもいい。
また周りの里山との風景に溶け込んでいて...
で、彼岸花はやっぱり秋晴れの青空が一番合う...。
「つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華」=By-山口誓子
で、このまま帰るのも勿体ないので伊勢原は隣の駅の「鶴巻温泉」へ
駅から歩いてすぐに「弘法の里湯」という日帰り温泉施設があります。
丹沢近辺は他にも七沢・広沢寺などいい温泉がいっぱい。鶴巻温泉は駅から歩いてすぐってのがいいですね。
ここも都心に通う人がいるみたいで...(新宿まで快速急行で1時間数分)温泉付きマンションなんてのが林立してます。住宅地って感じで風情はあまりないんだけど、泉質はいい感じ。お湯の温度が低めで、ゆっくりと長い時間浸かってられるのが嬉しい温泉です。
カルシウムイオンは世界一の含有量を誇るのだとか。温泉病院なんかもあるし。効能は高いのかも。
ここは秦野市。落花生とサツマイモ、タバコ畑の農業が盛んなところでもあります。お土産に殻付きピーナツを。タバコはやめたんで...でも、タバコ畑のある所だからって特段タバコのお土産は無いですけどね。
帰りの電車を調べたら、ちょうど伊勢原停車のVSE(小田急ロマンスカー)があるってわかって特急券をゲット。小田急ロマンスカーは最新のGSEよりもVSEのほうが絶対にいい! GSEは連接車じゃないし...
てな感じで、なかなかの小旅行でした。
小田急-「丹沢・大山フリーパス」(B券)=\1,560- 昼食はあらかじめコンビニでおにぎりを買っておいて...「弘法の里湯」=\1,000- ロマンスカー特急料金=\680-
けっこう予算的にもリーズナブルです。 おすすめ。
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