自分の日本語能力がおかしいのか、朝日が根本的にダメなのか。
それとも、行間を読むことを促すため、敢えて、そう書いているのか。
何かにつけて、色々と悩ましいです。
取り合えず、
淫行:しかるべき関係ではない男女が性的に乱れた行為(性交)に及ぶことを意味する表現。
しかるべき関係:然るべき=ふさわしい。
然るべき関係:ふさわしい関係
タイトルは、「淫行をさせた」となっているので、相応しくない関係の男性と性行為をさせた。と読めてしまい、タイトルだけを読むと、男性教員管理売春をしていたのか?と読み取ってしまうわけです。
で、記事の中身を読むと、やはりそこにも、「わいせつな行為をさせた」と書かれているわけです。ですが、「淫行」から「わいせつな行為」に言葉が変わっているわけです。
わいせつな行為:刑法上規定のある『わいせつな行為』とは、体への接触、キス、脱衣など性欲を刺激する行為を指します。
となっているわけです。
記事の内容は、性欲を刺激する行為をさせた。と書いているわけです。
性交の話しが何処かに行ってしまっています。
所謂淫行条例は、言葉で内容がわかるように分けて使っています。
淫らな行為=淫行=性交渉を含む
わいせつな行為=体への接触、キス、脱衣など性欲を刺激する行為
果たして、この教師の何の罪の容疑者になったのでしょうかね?
まぁ、どちらでも碌でもないのは確かなんですけどね。
淫行とわいせつの区別がついていない、区別をつけていない人が読めば、この男性教員が、女生徒と性行為を行ったという認識を持つと思うんです。
ですが、区別を知っている人が読むと、恐らく、女生徒と性行為はしていないものの、卑猥な行為をさせたんだろうなと読むわけです。
「した」ではなく「させた」わけです。
という事は、感情がどうのこうのという牧歌的な言い訳が入る余地が無いわけですよ。
女生徒をモノとして扱ったという話になってくるわけですから。
ただ、冒頭に「淫行」という言葉が無く、本文のままに、「わいせつな行為」と書かれていたら?という話です。
恐らく、「性行為」という先入観を持たずに読むことができるわけですから、「わいせつな行為」を「させた」と読む事は難くないのではありませんかね?
この様に刺激の強い言葉を使われると、そちらの方に引っ張られてしまい、余計なバイアスが掛かってしまうんですよね。
これも朝日が良く使う手です。
とても分かりやすい記事でしたので、引用致しました。
幅広く取れる言葉と、狭義の言葉を組合せ、勘違いを誘発させ、世論を一定方向に向かわせる。
マスメディアがその気になれば、世論の操作なんて容易な事なんでしょうね。
■教え子に淫行させた疑いで高校教諭逮捕 北海道警釧路署
(朝日新聞デジタル - 09月08日 15:35)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6659772
北海道警察本部=2021年5月12日、札幌市中央区
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北海道警釧路署は7日、女子高校生(当時)にわいせつな行為をさせたとして、道立芽室高校教諭で、芽室町東2条南1丁目、新保剛容疑者(46)を児童福祉法違反(淫行させる行為)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。署によると、新保容疑者は2019年3月から8月ごろ、当時勤務していた高校の女子生徒の自宅で生徒にわいせつな行為をさせた疑いがある。生徒と家族から相談を受け、署が捜査していた。
道教委は「児童生徒を指導する立場にある道立学校の教職員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実を確認したうえで厳正に対処する」とコメントを出した。
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