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2021年09月05日23:52

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かくして、1年遅れの東京五輪・東京パラリンピックが無事終わったわけだ。

パラ閉会式の演出家は小橋賢児氏ら制作・演出チームが公表される
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6656241
東京パラリンピックの閉会式が行われ、1年の延期のもと開催された東京2020大会(東京五輪・東京パラリンピック)が終わることとなりました。東京五輪に比べるといくらか地味だったかもしれませんが、手とか足とか眼とかに何かしらの障害(障がい、正しくは「障碍」と書くべきか)を負った世界中のパラアスリートが、各競技で持っている機能を最大限に駆使して最大級のプレイやパフォーマンスを披露し、素晴らしい活躍を見せて素晴らしい記録を残したパラリンピックですが、負っている障害、喪失した(あるいは欠落した)機能が人それぞれであり、その内容、さらには機能障害のクラスが異なるアスリートが同一のレースに臨むことも少なからずあった中、びっくりするほどのスーパープレイもあり、びっくりするほどの記録が飛び出し、驚嘆と感銘をもたらしてくれるのがパラリンピックであり、個人的には見ることのできた種目や競技は限られましたが、参加国を超えて、こうした感銘を持ちました。
日本では、オリンピック同様にマスメディアの多くが「がんばれニッポン!」一辺倒の様相だった感じがありましたが、オリンピックもそうですが、「日本選手を応援する」「日本選手に感銘、感動する」ことを否定はしないにせよ、維持されている運動機能、機能障害にともなう制約が人それぞれであり、コンディションの作り方も人それぞれと言う中、そうしたパラアスリートの闘いを国境などで区切ることに馴染めるものではなく、それぞれのパフォーマンス、そして努力にこそ敬意を示してこそのパラリンピックだと思います。
斯くして、COVID-19こと新型コロナウイルスの感染情勢が新たな変異株の確認などで厳しくなっていく中、東京2020大会は終わりましたが、それを理由とした開催反対の世論が根強くあった中、1年の延期となっても「やって良かった」と思います。1年余計に準備期間を強いられた恰好となったことで、各参加選手は相応に苦労を余儀なくされたとは思いますが、多くの世界新記録が出たのですから、それを乗り越えての達成は通常の大会とは違う意味での“快挙”となったと思います。
次回のパリ大会まであと3年。準備期間が通常の五輪やパラリンピックより1年短くなることで、また新たな厳しさが生じると思いますが、次回大会での活躍に期待したいと思います。
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