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2021年08月27日14:06

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1970年代半ばの中坊のドキドキ〜魔女っ子メグちゃん

パラを見なくても全然だいじょぶです。たとえばこんなコンテンツがあるから🙃

「魔法使いサリー」に始まり、現在の魔法少女ジャンルにつながる「東映魔女っ子シリーズ」の(俺的な)傑作。これと「魔法のマコちゃん」は見てた男子多いんじゃないかな(^^;。

1974年の放送で、一話完結全70話ちょっと。魔界からやってきた2人の魔女っ子が、人間界で次期女王の座を争うガチ研修を送るなかで、さまざまな事件を通して成長したりしなかったり……というのがお話の骨。
を踏まえて、各話でクラスメート、ゲストキャラ、魔界のテロリストや小悪党の監視官、そして女王様と、いろんな人々(や魔々)が絡んで主人公を成長させる、という体になっている。

お話も面白いんだけど、俺にとっての肝はそこじゃない、大事なのは「子供の俺には刺激の強すぎる」番組だったってこと。

主人公が、何かとぱんつをチラ見せするわシースルーのネグリジェで寝てるわ、着替えが男らしすぎるわ入浴シーンが無警戒すぎるわで、もう大変。今見れば健康的でかわいいお色気描写なんだけど、放送当時、俺は思春期真っ盛りの中坊だったから、きっと鼻血の海で溺死寸前だったんじゃないかと思う(^^;
OP映像と主題歌がまた、思春期男子の心をわしづかみにかっさらう内容で、たぶん俺もこれにつかまって番組試聴が始まったんじゃないかと。

男子(代表:中坊の俺w)にこれだけインパクトを与えたお色気作品を、本来の魔女っ子視聴者である女子はどう思って見た(または見なかった)のか、ちょっと気になる。もちろん制作サイドの意図も。
何だったら、のちの「魔法のプリンセス ミンキーモモ」なんかを待たず、この頃から魔女っ子は男子にロックオンした作りになっていたのかな? ……違うと思うんだけど(^^;。

快活で天真爛漫な主人公vsクールビューティーのライバル、ズル賢く公正でない監視官とさらに小ずるいその子分、めがねっ子や番長、謎の転校生などのクラスメート、大らかな両親やイタズラ好きな弟妹など、レギュラーのキャラ設定もカッチリしていてスキがない。40年以上前のアニメとは思えないです(というのは逆で、いま王道になっている設定が、実はこの頃生まれたというのが正しい)。

あまり知られてないけど、主人公のライバルの声を当てていたつかせのりこという声優さんが、かの「できるかな」のナレーションを20年以上務めていたこと、同じ劇団出身で一緒に番組の仕事をしていた高見映(=ノッポさん)が、著書でその早逝(89年没=43歳)をメチャクチャ惜しみ悼んでいたこと、なんかはトリビア←かも知れない。

細かくはほかにもいろいろあるけど、物事大切なのは初期衝動、パッションだよね。
それでいうと、「魔女っ子メグちゃん」は俺にとって「元気で可愛いくて『ちょっといいな』と思っていた近所の女の子が、ぱんつ見えまくりで脳天直撃目がハート」というアニメでした。間違いない。

https://www.youtube.com/watch?v=nNqwmI7Ki-o&ab_channel=moooooofu
魔女っ子メグちゃんOP
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