今日は曇りの蒸し暑い一日でした。
午前中、宇都宮市の図書館に行って本を借りて来て、
近くのメガドンキまで買い物に行きました。
ついでにお昼も買って来ましたので、自宅で食べました。
後は、借りて来た本を読んだりしていました。
パソコンで文章を書きながら、高校野球を見ていました。
今日の第4試合の沖縄尚学対盛岡大付属との対戦でした。
僕は、高校野球を見る時に、完全試合が観点の1つになっています。
大体は、1回か少なくても序盤でこの観点は消えますが。
その試合、盛岡大付属の渡辺翔真投手が完全に沖縄尚学の打線を抑えていました。
5回が終わった辺りで、これはひょっとすると思いながら、
パソコンを止めて観ていました。
既にご承知の方も多いかと思いますが、8回2アウトまで完全試合でした。
沖縄尚学も全力で完全試合阻止を目標にしたのでしょうか、ヒットが出て、
夏の甲子園初の完全試合の夢は消えてしまいました。
夏はと書きましたが、春の甲子園では2回完全試合がありました。
1978年(昭和53年)3月30日が初めてです。
この日は木曜日でした。
この日、僕の友達でデパートに勤めていた奴の結婚式が宇都宮市内でありました。
僕も勤めていましたが、友達の結婚式だからと、休暇をもらいました。
平日だったからでしょう、3時間近くの結婚式だった事を覚えています。
今のように二次会などもなく、
新郎新婦は夕方の電車で新婚旅行に旅立つと言うので、
どうせ休みを取ったのだからと、宇都宮駅に見送りに行くつもりでいました。
一旦家に帰り、着替えてから行こうと思いました。
家に帰ると、群馬県立前橋高校と滋賀県の比叡山高校の、
実況放送をやっていました。
前橋高校は、群馬県を代表する進学校ですし、
旧制前橋中学の頃から
僕の母校である宇都宮高校とはライバル関係にある高校です。
友達の出発時刻迄時間があったので、試合を見始めました。
記憶がハッキリしないのですが、3回か4回だったと思います。
当時学生で春休みのため帰省していた弟が、
前橋高校のピッチャーはまだランナーを出していないと言いました。
じゃぁ、ランナーが出る迄見ているかと言いながら見ていましたが、
7回になっても、ランナーを出さないで押さえています。
この辺で駅に行かないと間に合わないとは思ったのですが、
ひょっとすると完全試合を見られるかも知れないと思うと、
わざわざ見送りに行かなくても良いかと言う気になりました。
そして、前橋高校の松本稔投手はそのまま一人もランナーを出さずに、
完全試合を達成しました。
その後、1994年(平成6年)の選抜で、
金沢高校の中野真博投手が達成しましたが、
高校野球の長い歴史の中でも、2回だけの大記録です。
友達の結婚式がなければ、見られなかっただけに、その友達には感謝しています。
新婚旅行から帰った友達に、見送りに行かなかった事を詫びたのは当然ですが、
友達も良い記念だと笑っていました。
【今日の一句】
会釈する 事から始まる 深い仲
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