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2021年08月15日00:20

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こんな「差別」を経験しています。

■<無意識の差別>【後編】女性は「家事と育児をやって当たり前」?蔓延している偏見に怒りが大爆発
(ママスタジアム - 08月13日 18:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=6628400


既に他界した義母は,戦後の女性解放運動が盛んな頃に感化された世代。
「女性は素晴らしい。何でもできる。男に出来て女に出来ないことはない。しかも女は子供を産めるんだぜ。」みたいな勢いの人だった。


それが高じて,これまで女性が主力を務めていたとされる,家事や育児については,「男は出来ないからダメ」と言う,謎の「逆差別」的な感情を持つようになっていた。
しかも,かなり固い信念で。

一方,私たち夫婦は,ピッタリ均等に仕事も家事も育児もこなすのが当たり前な世代。
大学時代の同級生で,同い年だし,職場は違えど似たような専門職だから,仕事の忙しさも収入も同じくらい。いきおい,家事も均等にこなし,どちらかが忙しいときにも当たり前に補完して対応できる体制が整っていた。

妻に出来て夫に出来ないことは,分娩とか母乳を飲ませるとか,生物学的に異なる部分ぐらい。
女性の地位向上に気張ってきた世代とは,ちょっと違うんだよな……

そんな義母だから,「昔から明らかの女性のほうが優れている」と先入観のあることに関しては,婿が手を出すことを快く思わない……と言うか「自分のほうがデキる」とマウンティングに掛かりたがるので閉口した。

婿が台所仕事をすると気に入らない。「自分のほうが出来る」と言わんばかりで,口出しをしたり,圧力をかけてくる。
がしかし,私たち夫婦は揃って農学部卒で,食べ物にも栄養や健康にも専門性があって,料理も栄養管理もバッチリな夫婦なんだわ。戦後の「女性解放,女性の社会進出」を標榜して,意地でも仕事にかじりついて取り組んできた義母が,家事を丁寧にこなした経験があるわけでもなく,知識的にも技術的にも十分に心得のある婿殿のほうが,料理も家事も,ずっと上手だったわけで,義母は,出来上がった料理を食べて,批判を口にすることが出来ず,黙っってモリモリ食べてくれた。

……義母の料理が上手くないのは,家族みんなが承知していて,本人には黙っていることなのだった。(昔は,料理に一言何か言うと,ブチ切れて大変だったらしい)

……こういうのが気に入らなくて,後々,「男性蔑視発言」みたいな憎まれ口を叩くんだよなぁ……「女性解放」や「男女共同参画社会」を支持する人が,あれこれ矛盾していると思う。見苦しい。

子育てに関しても,うちの子が赤ん坊の頃,「男はこういうこと出来ないから」と勝手に言い出して,うちの子の世話をしようと,婿殿の手から娘を引き離して世話しようとしたら,娘は大泣きして,こちrに逃げ帰ってきた,という事件があった。

……これもまた,気に入らなかったらしい。「何で男が?男のくせに」と言う不満が充満していた。


なんだろうなぁ,この「女性は素晴らしい」みたいな頭と「女性優位」を前提に置いたような差別的発言と行動。
男社会の中で女性の地位向上のために頑張ってきた経歴には敬意を払うけど,それで男性蔑視に走ったらダメでしょ。
それは,「女性は素晴らしい」じゃなくて「自分は素晴らしい」「自分のほうが上だ」的なアピールでしかない。

そう言えば,義母は自分の夫(=義父)のことを,何か事あるごとに,ボロクソに言っていたっけ。それを黙って聞いていた義父も偉いし,そんな父親に育てられた私の妻は,素晴らしくリベラルで対応力のある人に育ったわけだ。

「無意識の差別」は難しい。本人が意図していないだけに。
でも,結果は客観的に出る。

さて,我が家の子供たちは,男女間の差異や優劣について,どんな感覚を持つんだろう?
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