火、水曜は猛暑のピークだった。
シチリア島には負けるけどね。48.8度って地球上の出来事とは思えん。
関東の夏はイタリアに比べればたいしたことはなかったけど、そうはいっても当事者にとっては半端ない暑さだった。
浦和も東京都心も37度ぐらいになった。
人間の身体だったら平熱じゃない、頭痛を発するレベルだ。
それが木曜を境にして急に涼しくなった。
これが水曜と木曜日の朝の散歩の風景。
そしてこれが火曜と金曜日の浦和駅。
空の色がぜんぜん違うでしょう。金曜の浦和駅の上に広がっている空間は写真だと無色透明にみえるけど、白茶けた曇り空だ。 この日は朝から雨降りだったんでね。
今週は月曜日が山の日だったので労働日は4日間だった。
そのうち水、木曜日はテレワークで朝の散歩以外はお家にこもりっぱなし。
しかし、そうばかりもしていられない。
火、金曜日は東京に出勤した。
PSYCHO-PASS世界はかくやという瘴気が充満する魔界都市だ。
ファイザーの2回目接種を受けたのが先週の火曜日だから、抗体が体内に出来てくれてるはずだけど油断はできない。
発症予防という第一次防衛ラインは鉄壁とは到底いえない。
重症化予防の最終ラインだって突破されかねない。
なにしろ、敵は「ラインの悪魔」のようなやつだからね。
この世界は,病的な用心深さと,それ以上の臆病さを持ち合わせている奴だけが,生き残れる資格を持っているのだ。 byデューク東郷
なので、今週も会社と家の往復だけに終始したよ。
新聞も剣呑な記事ばっかりだったしね。
そうやって魔界から浦和駅に生還したときはほっとしたよ。
駅の改札を出たところではいつものように物産展をやっていた。
普段の物産展はエリア毎に開催されることが多い。
東北物産展や九州物産展などなど。
それが今回は全国のツワモノどもが一堂に会していた。
福井のあん食ぱんや夕張メロンシャーベリアス。
ほかにも広島のクリームパンや京都の生八つ橋など有名なお菓子がずらり。
こういうとき、うちとこでは塩釜の生ドラを選ぶことが多いんだけど。
今回、榮太郎は出店してなかった。
で、僕は北海道の白玉ぜんざいを選んだ。
お昼ご飯のデザートにいただいたら美味かったよ。
ヨモギやキナコもあったけど、アズキがオーソドックスでいいだろ?ときいたら。
カミさん、バッチグーのサインを返してくれたよ。
ほかの主だったお菓子もあげてみるね。
岩手がずんだ餅を押し出してきていた。
僕はずんだ餅には目がない。
目がないんだけど、平泉?あそこの名物だったっけかなあ。という疑問符がついた。
僕にとって、ずんだ餅といえば仙台なんでね。
お店の名前は忘れちゃったけど、北仙台の店のずんだ餅は絶品だった。
まあ、以前、東北物産展で見かけた「ずんだブッセ」を宮城名産と言われると、ちょっと違う感じもするんだけどさ。 買ったけど。
岡山のきびだんごも堂々たる勇姿をみせていた。
きび団子といえば桃太郎。桃太郎といえば鬼退治。
今期、それの新解釈版を放映中だよ。
その名もピーチボーイ・リバーサイド。
新潟の笹だんごもある。
僕がこのお団子の存在を初めて知ったのは水島新司の野球漫画だった。新潟出身のあぶさんがお土産かなんかに買ってたんでね。
そして、新潟は意外な和風料理の元祖がいた地(かもしれない)と言われている。
ミートソース・スパゲッティーだ。
ニッポンの喫茶店スパゲッティーの双璧を形成するもう片方のナポリタンの開発者が横浜のホテルニューグランドのシェフだったとはっきりしているのに比べると、元祖の一人という感じのようだけれどね。
wikiによると、こういうことらしい。
1881年(明治14年)に開業した新潟県新潟市のレストラン「イタリヤ軒」(のちのホテルイタリア軒)が、日本初のスパゲッティミートソースの提供者であるとする説があるが、いつ販売されたかは明らかではない。この説に対し、東京・銀座の「煉瓦亭」のオーナーは、遅くとも大正時代にはメニューにこれを書き加えていることを明かしている。
太平洋戦争後、兵庫県宝塚市のイタリア料理店「アモーレ・アベーラ」の初代店主オラッツィオ・アベーラ(1913年 - 1974年)が、「スパゲティミートソース」として店で出したのが日本初という説もあるが、これは「関西初」とみる資料もある。
水曜の昼飯にレンジでチンの生協ミートソース・スパを食べたよ。
お供にメイドラゴンSを見た。お昼休みはアニメタイムに出来るのがテレワークのいいところなんでね。
浦和駅の物産展では、浅草サンドというのにもちょっとそそられた。
でも、東京のレーズンウイッチだったら小川軒じゃないかなあと思った。
それに家にはマルセイバターサンドがあったしね。
ほかにも、シベリヤケーキみたいなのや
チーズおかきみたいなのもあった。
ぜんぶ北海道は帯広の六花亭のお菓子だ。
カミさんが通販で買った。彼女は六花亭のファンでね。ときどき発作的に贖うんだよ。
そして、僕が知る限りでは六花亭の商品は地元に行くか通販かのどっちかしか入手経路がない。
なので稀少性、ひいてはありがたさが高まる。
しかし、普通はなかなかそうはいかないように思う。 今回の物産展もそうだし、直営店を東京なりどこなりに出して販路を広げる誘惑がどうしてもね、強くなるからね。
これまた僕が知る限りでは、地元以外は通販だけを徹底している全国区の有名ブランドは、六花亭の他では551蓬莱ぐらいしかないんじゃないかなあ。
言わずと知れた大阪の豚マンだ。
さて、そうこうするうちに
今日は週末、土曜日だ。
そして、今日から1週間、僕は夏休みに突入するのだ。
まあ、お外にはラインの悪魔がうようよしているので、あんまり羽は伸ばせないけど。
なにはなくとも、まりんといちゃいちゃできるお休みだ。
のんびりするぜえ
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