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2021年08月07日05:23

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1970年の若者言葉〜学園祭の夜 甘い経験

五輪対策で見ました。高校の文化祭を舞台に描かれた「青春映画」ですが、ストーリーよりも登場する高校生たちの会話の方が圧倒的に面白い。通しで1回見たあと、冒頭の20分弱を見直して、飛び交う単語・言い回しを収集しました。

こんな感じ。
「○○反対!」「××賛成!」「▽▽歓迎!」「チャッカリやろう」「ガメツいぞ」「イカす」「グーよ!」「マジメにやれ」「モチよ」「ハレンチ」「ガリ勉」「不良グループ」「ゴーゴークラブ」「青山のVAN」「フケツ」「カンゲキ!」「ゴキゲンだ」「ショック!」「グッとくる」「ダンチよ」「やったぜベイビー」「ハートにドキンときちゃったぜ」

70年って、俺はまだ小学齢のガキんちょだったし、自分が高校に入った頃にはこれらはほぼ死語で、自分でしゃべった記憶がない。のに、なぜだか凄く懐かしい気がするのな。
文字としてしか知らなかった言語表現が、会話で使われている映像を初めて見て、ハートにドキンときちゃったのかもですねあせあせ(飛び散る汗)

お話の方はお話の方で、舞台になっている高校の描写がなんか。
●学園祭は生徒によって行われるものとされ、学校当局は介入しない
●講堂では演劇部の公演があり、校庭にはステージが作られてバンド演奏がある。これらのPAを放送部が仕切っている
●後夜祭は校庭でファイヤーストーム。生徒全員肩を組み歌う(校歌じゃないけど)。中には酔っ払った奴も混じる
●学祭の前日・当日は学校に泊まり込み
●みんながさん付けで呼ぶ「年上の同級生」がいる

的環境の中で、東大を目指していたガリ勉組の美人ヒロイン(放送部のキャプテン←)が、年上の同級生配下のダメダメな不良と、後夜祭後の放送部室でデキてしまう。結果出来ちゃって、大変な思いをしたのに「大丈夫。僕がモデルになって稼ぐよ」とか言い出すダメ不良と別れられず、残念人生オワタ みたいなお話でした。

このへん、わが母校はどうだったんでしょうね。
俺? ないない。不良じゃないし。モデルにもなれないしあせあせ

ほかにも、不良グループがたむろっている喫茶店が、爆音でレコードをかけると一瞬にしてゴーゴークラブ化したり、早々にシャッター閉めて、突然現れた謎の外人を囲んでマリファナパーティーをおっぱじめるとか、反戦を叫ぶ高校生の無届けデモが、機動隊に瞬殺される場面があったり、いろいろ時代を感じさせます。イイ感じ(か?w)

全体としては、ダークというか重い物語です。「青春映画」と聞いて「飛び出せ!青春」とか「ゆうひが丘の総理大臣」を期待すると爆死です。注意ウインク
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