元チーム代表が告白するマクラーレン・ホンダ失敗の背景
https://www.as-web.jp/f1/722914?all
・低迷していたマクラーレンを復活させるために、当時の代表のウィットマーシュがホンダを連れきた。
・ホンダとの契約は、エンジン供給だけにとどまらず、マシン開発費用や宣伝費用の一部を提供してくれるという、チーム側からすれば破格の条件でのものだった。
・しかし、ホンダとの契約が始まる直前になってウィットマーシュは解任され、前代表のロン・デニスが復帰した。
・ウィットマーシュと対立していたロンは、ホンダに対しても当初から冷淡だった。
・チーム情報は社外秘という考え方だったロンは、ホンダとの情報共有を行わず、情報をもたないホンダのエンジン開発はすぐに行き詰まりを見せた。
・開発が進まず競争力のないホンダエンジンに、チームリーダーとして迎え入れられていたアロンソは激怒。半ば侮辱めいた批判を繰り返すようになったが、マクラーレンチームはアロンソを止めようとはせず、これでホンダとマクラーレンの信頼関係は破綻した。
・結局、マクラーレンとトロロッソがパートナーを交換する形で、マクラーレン・ルノーとトロロッソ・ホンダが誕生した。
・トロロッソになってチームとの情報共有が行われるようになったホンダは、普通にパフォーマンスを改善。
・翌年にはトロロッソの親チームであるレッドブルにも供給開始。
・21年。F1を支配してきたメルセデスエンジンを凌駕するまでになったホンダエンジンを搭載したレッドブルは、現在チャンピオンシップを優位に進めつつある。
まぁ全部ウィットマーシュの言い分なので、そこは割引。
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