ところでユーチューブに、”一般サイコパス”という、なろう系まんが作品の考察を行なっている動画があります。
この動画の大きな特徴は、批評が辛口を超える激辛で、尚且つ毒舌を超える猛毒舌。この猛毒舌を見ると、
「これは言いすぎじゃないのか?」
と思うことも結構あります。確かに行き過ぎた激辛批評は、いかがなものかと思います。作者側の心証を悪くする可能性があると思います。
しかし考察自体は理に適っていて、毒舌をよく聞いてみると、
「確かにそのとおりだ」
と頷くことも、一度や二度ではないのです。
でも、あまりの激辛批評で、どうも出版社や作者から目の敵にされているらしく、そのためフリー素材で動画製作をしているようです。
かつてエスパー魔美で、魔美の父十朗が、
「公表された作品については、みる人ぜんぶが自由に批評する権利を持つ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやなら、だれにもみせないことだ」
と言っていますが、実は、なろう系の作家というのは、これとは逆に、
「自作の全肯定・称賛以外受け入れない」
「読者の酷評に耐えられない」
「些細な批判にも逆上する」
という人が、少なからずいるのではないかという気がします。
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