二十六年式拳銃(二十六年式回転拳銃)は、その名のとおり、明治26(1893)年に、日本陸軍で制式採用されたリヴォルヴァー銃です。
この銃のことを初めて知ったのは、こち亀37巻”ニュー中川”です。一時期圭一は、髪型を変えた時期がありましたが、その際両さんが圭一に、新しい銃がほしいと言った際に、
「渋めが好き」
という理由で、この銃を紹介していました。
また望月三起也の初連載作にも、この銃が登場していて、
「当時のまんがは、銃といえば、ちょんまげのような黒い物体から、火を吐くというものだった。自分が銃を描く場合は、こんないいかげんな絵にはしない。ちゃんと細かいところも描く」
という意味合いのことを生前に話していました。そのため二十六年式拳銃というマイナー拳銃を出しても、当時としては非常に正確に描かれていました。
今、二十六年式拳銃は、まだマイナーな部類の銃なのでしょうか? それとも少しは有名になっているのでしょうか。
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