そういえばぼくは最近、ツイッターで、横山光輝氏について書かれたの内容を、まとめた物を見つけました。
https://togetter.com/li/1662191
これを読むと、今までわからなかった、横山氏の知られざる青春時代というのが、詳しく書かれています。
前にも書きましたが、横山氏は、まんが界の大きな功績とは裏腹に、正当に評価されているとは言い難く、未だ評伝も出ていない。手塚治虫の影響を受けてまんが家になった、紛れもない手塚チルドレンの一人なのに、トキワ荘のまんが家ばかりが持ち上げられ、横山氏は無視されている。
まんが批評の本も、「横山光輝」の名前が、欠片も出ていない本が大半。
まんが評論家というのは、節穴なのか?
とはいえ、前にも書きましたが、横山氏が評価されない理由の一つは、ドライで余計な描写はしないという作風というのもあると思います。
日本人は、どうしても
「悩む主人公。主人公が悩んでこそ、人間を描くということだ」
「濃密な人間関係で、展開が湿っている」
作品を評価する傾向があるので、横山氏のドライで、いい意味で淡白な作風は、評論家受けしないのでしょう。
やはりぼくとしては、横山氏を再評価してほしいものです。
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