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2021年07月14日22:08

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マツスタ観戦レポート(7/13 対中日戦)

…ってコトで、元々当初の予定には無かったんですが、内野指定席の年間指定が手に入ったので前半戦最後の観戦に行ってきました(´ー`)。
勝ちゲーム観戦無しのまま8月末の次の阪神戦まで待つのも辛かったので、なんとか今日こそは…と意気込んで迎えた中日戦の3試合目でようやく待ち望んでたナイスゲームを見ることが出来て、久々にカープ観戦ってこんなに楽しかったんだよなと実感させられました(´ー`)。

・梅雨明けの広島はなかなかのナイター日和。
3年前を思い出させられる悪夢のような先週の雨から広島は今日より梅雨明けとなり、ナイターでも広島駅から速足でスタジアムへ向かうだけで早速汗だくに(´Д`)。
ただ涼しい夜風も吹いてきてたので、夏のナイター観戦環境としてはそれなりでしたかね。
広島は昨日から制限が撤廃されてマツダスタジアム内での飲食販売も通常通りに戻ったので、ビールがよく売れそうな夜という意味でもだけど、やっぱり自粛意識はしっかり根付いてるからか、まだまだ元通りとまではいってない様子でした。

ただ、制限撤廃の恩恵として、以前はつまみが売れずに在庫山積みで頭を抱えていたカープロードのお店もしっかり売れていたみたいで、少しずつは賑わいが戻っている実感は感じられました(´ー`)。

・まずは祝杯代わりのシェイクと勝サンド。
ともあれ、広島駅に着く直前の電車から見えた速報だと1−0と初回に幸先よく1点取っていたものの、そこからスタジアム入りした時には3回表が終わったところで1−1の同点に。
どうやら、最近は苦手意識も薄れたけど元々はカープキラー起用されてた阿部のソロホームランで2回表に追いつかれたらしく、更に3回裏は先頭の野間がエラーで出塁して西川がヒットで続いてノーアウト1、2塁となり、続く小園がライトへヒットを放ったものの、根尾の完璧なバックホームに阻まれて野間がホームで刺されて勝ち越しならずと、胸アツな攻防ながら何だか今日もストレス溜まる試合になりそうかな…って嫌な予感がしてきてたんですが(´Д`)、2アウト1、3塁となった所で回って来た坂倉がそんな鬱憤を振り払ってくれる様な3ランホームランを放って球場は大盛り上がりに(´ー`)。

…って事で、元々決めてはいたんですが、祝杯代わりにまずは誠也のメガホンイチゴシェイク(850円)を。
去年の初観戦の時以来だけど、いちごがゴロゴロ入ったタイプのシェイクで、量的にはまぁメガホン型の器代が半分占めてる気はするものの、9月の末に飲んだ去年と比べて7月の真夏に頼んだ今回は最高でーすな飲み心地でした(´ー`)。
あとは、今日の球場メシとしてゲンかつぎにマツダスタジアム名物(多分)勝サンドを2年ぶりに。
650円で3切れ入りとコスパは決して良いもんでもないし、今は選手カードも付いてこないものの、これ2016年の8月7日の時にも食べた、絶対負けられないって時のゲン担ぎメシで食ってたものなので。
ちなみに量は少ないけど味は濃いめのカツが食欲があまりなくてもバクバク食べられるので、この時期には結構オススメかも。

・先発は九里vs福谷。
今日の先発は、カープはチームの勝ち頭である九里で、中日は今期の開幕投手を務めた福谷。マツダスタジアムでの開幕戦は悪夢の逆転負けを喫してしまったものの、福谷からは4点取れてたし今期の防御率のも4点台と、決して打点が取れない相手ではないと思うけど、大勝の翌日だけに打ち疲れの予感も拭えないのが今期のカープってもので(´Д`)。
…そういや福谷ったら開幕戦でご両親とカープファンで試合後にほっこりするエピソードもあったけど、また応援に来てたんだろうか。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:野間(8)、西川(7)、小園(6)、鈴木(9)、坂倉(3)、林(5)、菊池(4)、磯村(2)、九里(1)。
中日:京田(6)、根尾(9)、大島(8)、ビシエド(3)、福田(7)、堂上(5)、阿部(4)、木下(2)、福谷(1)。

カープはここ最近固定されてきた国産のオーダー。
6月は打撃の調子を落とすも7月は持ち直して対中日の打率が.370ある中日キラーの菊池と、逆に6月の打率は.304だけど7月は.214まで落として対中日戦は.250の野間のオーダーは逆でもいい気はするんだけど、まぁヒットなり四球なりと先頭打者の出塁が増えたり打席で粘りを見せられねようになったりと課題を克服しつつあるのと足の速さを重視した起用ってとこですかね。
キャッチャーは九里専用捕手をゲットしつつある磯村。元々リードに定評ある背番号40の後釜だけど、以前は代打の切り札になるくらいの打撃も見せてたので、決して打てない捕手ではない…はず。

中日は、京田が1番起用されて大島が3番に。
個人的にはぶっちゃけ助かったと思ったんだけど、それより不気味なのは5番の福田と6番の堂上。今期はどちらも5番のレギュラーを確定できるほどではないものの、ただどちらも長打力があるだけにビシエド討ち取った後で油断してると手痛い一発を喰らいかねない二人だけに。
…そして予感は当たったんですけどね(´Д`)。

あ、ちなみに今日はユニリーバの協賛試合だったものの、スクリーンに宣伝が出るのと賞品くらいでイベント広場では特になにもなし。
まぁ別に無くてもいいんだけど、ただこの時期ならうちわくれると有難いかなって(´Д`)。

・九里は中5日とは思えない安定感。
さて、昨日の大瀬良と同じく中5日となった今日の九里。まぁこっちは鉄腕タイプだから大丈夫かなと期待はしてたんですが、今日の九里はその大瀬良に続いて7回を投げ切って3失点のHQSと、登板間隔の違いを感じさせないナイスピッチングでした(´ー`)。
直接は見られてないんですが、初回はいきなり坂倉のファインプレーに助けられて先頭の京田をファーストゴロに打ち取ると、3番の大島にヒットで出塁されながらも無失点の無難な立ち上がり。
ただ1回裏に貰った1点の援護を2回表に阿部のホームランで追いつかれてしまったものの、3回4回は三者凡退に抑えて四死球はビシエドへのデッドボール1つとテンポが良く、7回表開始時点で球数はわずか71球と、もしかして完投狙うのかな?ってペースになってました。
ただ、7−1で迎えた7回は先頭のビシエドに死球の影響で内角攻め出来ない中で外角を打ち損じてもらえたまでは良かったものの、そこから球が高く浮く様になって福田に少し甘いコースのシュートを打たれてヒットを許すと、続く堂上に同じく高めのシュートを狙われてレフト上段への特大アーチを被弾。
そして、更に阿部にもヒットを打たれて3連打となり、郡司を討ち取ったあとの2アウト1塁で投手からの代打福留が送られ、0−2と2球で追い込みつつもそこからフルカウントまで粘られつつも、最後はレフトフライで何とか追加点は許さず。
この回がこの試合での最大のピンチというか唯一見ていて肝を冷やされた場面だけど、終わってみれば96球で3失点以内で投げ切ったんだから、文句なしと言わざるを得ないんじゃないかと(´ー`)。

・インサイドワークが光っていた磯村。
そして、そんな九里を今日も磯村が良く助けてました。
配球面では変化球を中心に打たせて取る九里の持ち味を引き出していたし、あと感心したのがインサイドワークの細かさ。7回表みたく必ずしも上手くいったとは限らないとしても、少し崩れかけた時のマウンドヘ行く間の取り方の上手さは現役時代の倉を彷彿ともさせて、背番号40の後継者らしさを感じられました(´ー`)。
あとは、打撃でも5回裏に大きな援護となるタイムリーを含めてマルチ安打と数字以上の存在感も見せていたし、もしかしたらいつかの黒田−倉みたいな黄金バッテリーと呼ばれる日が来るのかなと(歳が丁度そのくらいだし)。
…まぁ元々入団時にドラフト下位での評価がおかしい逸材とは聞いてたんで、個人的にはこれくらいはやってくれなきゃ困るってものですが(´Д`)。

・福谷は時々真ん中に入ってくるのが致命傷っぽい。
一方で、中日先発の福谷ですが、5回表に代打を送られたので4イニング投げて7本の被安打で4失点という成績。
初回は野間に9球粘られてヒットを打たれ、西川にヒットで繋がれでノーアウト1、3塁となり、小園にゴロで先制点を入れられた後で、誠也と坂倉を討ち取って1点で抑えて踏ん張ったものの、3回表は再び先頭の野間に出塁されて西川にヒットを打たれてと同じパターンを続けられつつもバックの守りに助けられて2アウトまだ漕ぎ着けたのに坂倉への4球目が甘く入って手痛いホームランを喰らってましたが、どうも粘られているうちに球が真ん中に入ってきてしまう傾向があるみたいで。
…まぁぶっちゃけ、悪い時の大瀬良に似てるとも言うのかもしれないけど(´Д`)。

・欲しい時に追加点が取れるっていいよね…。
ともあれ、ここ近年の打撃の課題はコンスタントに点が取れないってことだったんですが、今日に関しては欲しいところで積み重ねることが出来ていて、それがちょっと気持ち悪いくらいに見ていて心地いい試合になってました(´ー`)。
正直、3回裏で4−1になった時はこのまま3点差をどうやって守るかなーってコトばかり考えてたんですが、5回裏に中日の二番手の橋本から先頭の西川が0−2から6球粘ってヒットで出塁すると、小園が倒れた後で誠也が敬遠された後の1アウト1、2塁から坂倉が今日4打点目となるタイムリーを放って5点目を取ると、更に林がヒットで続いて7番菊池がらしさが詰まったケースバッティングの犠牲フライで6点目、更に磯村までが畳みかけて7点目と3点を追加。

そして何より嬉しかったのが7−3と点差を詰められた直後の7回裏、中日4番手の田島からあっさりと坂倉と林で2アウトまで奪われた後で、菊池から代わった上本が低めを食らいついて出塁すると磯村が6球粘って四球を選び、九里の打順まで回したところで告げられた代打松山がタイムリーで繋いで追加点。
ここで田島に3人であっさり討ち取られて相手に追い上げムードを助長させていたら、8回表は開幕戦の悪夢が思い起こされて危ないかもと思ってただけに、最高のトドメの刺し方でした(´ー`)。

・この打線、なかなか強靭かも。
あと、改めて思ったのは今の打線はやっぱり粘りみたいなのが感じられていいわと。
今日は2番で起用された西川が4安打の固め打ちして5番の坂倉が2安打4打点と大暴れした反面で、昨日のヒーローになっていた4番の誠也が今日は不調だったものの(8回裏に一本は出たけど)、全員が絶好調ということはなくてもその日その日で調子のいい選手が繋がっていってたのを見て、やっと打“線”になってきてるなと。

・活気の戻ったコンコースは夏祭りのよう。
さて、ゲームが6回裏まで進んだ辺りで一旦手洗いに席を立ってコンコースまで出ると、時刻はもう午後8時を過ぎてたというのに、今日はまだどの店も開いていてスイーツ関連のショップ中心に沢山の客で賑わってたのを見ると、何だか失われた夏祭りの風景を思い出してウルっとくるものが。
緊急事態宣言の出てた時のナイターだと、もう5回裏にはコンコースが一足先に閉店状態で閑散と寂しい風景になってたけど、やっぱりスタジアムはこうでなきゃね…と。
一応、普段でも販売は7回裏終了までみたいなルールはあったはずだけど、ちょうど5、6回の頃って何となくコンコースに出て、軽く何か飲み物かデザートでも買おうかってなる頃だし、ようやく観戦のお祭り感も戻ってきたなと。
…願わくば、また規制にならないことを祈るだけだけど。

・根尾ってライト向けの様な、勿体ない様な。
ここで少し中日の選手で目についた部分を挙げておくと、まずは今日の根尾はヒットも打ったけどそれより守備の面でいいプレーを連発させてました。
特に目を引いたのがバックホーム時の強肩で、3回裏に2塁に野間を置いた状態で小園のライト前ヒットを本塁で刺したのは先述したけど、5回裏の菊池の犠牲フライも飛距離は充分ながら誠也が間一髪セーフになるタイミングで返してたしで、このまま外野で育てても名ライトになるかもしらんけど、でもあれだけの身体能力があるなら、やっぱり内野手で育てた方がいいんじゃない?みたいな勿体なさも(´Д`)。

・やっぱり大島は1番だから怖いんだと思うが(´Д`)。
あと、今日の中日打線が殆どチャンスらしいチャンスを作れてなかったけど、その理由の一つは1番の京田で、やっぱり1番に大島がいない中日打線って怖さが何段か下がるなとは思いました。
まぁ今日の大島もヒットは初回の1本だけなんだけど、やっぱりトップバッターにチームでもトップクラスに手ごわい打者を置くというのは相手バッテリーへのプレッシャーの度合いが強くて、今日の試合が今までより随分と気軽に見ていられたのも、たぶんこの所為なんだなと。
大島とビシエドを並べても、大島が得点圏にいないと連打で点になるとは限らないんで、やっぱり1番大島で2番に得点圏へと進ませてクリーンナップ迎えられる方がよっぽど怖いやね(´Д`)。

・九里の後は森浦と島内が無失点で繋いで3連勝達成。
ともあれ、久里の後で8回を任されたのは左腕の森浦で、まずは1番からという好打順ながらも11球で三者凡退。ルーキーながらも、一軍スタートで実績があるだけに、もう随分と落ち着いてる様な印象を受けました(´ー`)。
そして、8−3の5点差というセーフティリードの様で不安は拭えない点差で大道がもう一人いたらなぁとか思ってしまった9回表に登場したのは島内。
その島内は先頭のビシエドにヒットを打たれていきなり試練の場面を迎えたものの、常時150km超えの力のある速球で福田と堂上をフライに押さえると、最後は阿部が打った難しめのサードゴロを守備固めで入っていた田中が軽快にさばいてゲームセット。
島内は少しだけヒヤヒヤだったものの、まぁストレートに力があるうちは力で押しておけばなんとかなるって感じですかね。おつかれ(´ー`)。

・お立ち台は文句なしなんだけど悔しさも秘めた二人。
今日のお立ち台に呼ばれたのは、もちろんこの二人って感じで先発の九里と4打点の坂倉。
九里はトータルの内容面だと文句なしのはずだけど、やっぱりホームラン2本打たれてるだけに坂倉を讃えつつも本人はやや悔しそうで控えめだったのが印象深かったですね。
そして、坂倉に関しても1打席目でやられたので(2打席めのホームラン)はやりかえしてやろうと思ったと強い言葉が出てましたが、初回のファインプレーには奇跡的と控えめ。
…たぶん、心の中ではバッテリーとしてお立ち台に立ててない悔しさがあったんじゃないかと察するものの、ただそれもこうやって勝利を重ねていく形でなら楽しからずやというものじゃないかと。

・あとは、勢いをつけるだけ。
かくして、3時間16分とド派手な攻撃していた割にはいい感じの時間で試合は終わり、9ヶ月ぶりくらいとなった充実感に浸りつつ総評すれば、今日は3回裏の坂倉の逆転3ランのあとは終始カープが主導権を握っていた好ゲームでした(´ー`)。
勝ち越したした4回表は九里がしっかり三人で押さえて後続を断ち、相手に先に点を取られる前に効果的な追加点でリードを広げ、そして7回に4点差まで詰め寄られたその裏には追加点を取り返して反撃ムードを断ってと、昨日に続いてこれが出来るなら今までのカープってなんだったん?ってなるほどに隙の無い野球で、久々に強い時代を思い起こされる試合ではなかったかと。

…ともあれ、この前半戦の最後に大瀬良と九里の柱が引っ張り、やれば出来るチームというのを見せてくれたので、後は明日も勝って勢いづけられれば(栗林も温存できたし)、2013年の捲土重来も有り得ないハナシでも無い……ってのは夢見過ぎですかそうですか(´Д`)。

次回は8/29日の阪神戦予定です…けど、もう1〜2試合くらい追加できるもんならしたい気もする。
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