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2021年07月10日16:03

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映画「ゴジラvsコング」

先日、7/7(水)の18:15にMOVIX堺で鑑賞。
あの日米を代表する2大怪獣がガチでバトルする怪獣好き必見の作品!

「ゴジラvsコング」Godzilla vs. Kong(2021年)
主演 アレクサンダー・スカルスガルド ミリー・ボビー・ブラウン 
監督 アダム・ウィンガード 

前作から5年後。
怪獣を調査する研究機関モナークの基地内にコングが収容されていた。
敵対するゴジラから守るために。
そのゴジラは、巨大企業エイペックスの研究機関を突如襲撃。
何故にゴジラが襲撃したのか?
それは恐るべきエイペックスの陰謀が隠されていた


今年3本目の劇場での映画鑑賞。
観たくても観れない状況の中、本国アメリカでは既に大ヒットして、やっと日本に。
上映時間が早く終わる事もあって、18:15の回は普通に仕事終えて直行しても間に合わない。
いつものMOVIX堺は家から近いが、今回は短距離を高速で走らせてやっと間に合った状態で鑑賞。
それだけ、ゴジラシリーズは好きなんでこれは観たかった。

昔、日本で作られた作品で「キングコング対ゴジラ」(1962年)があった。
この当時ではなく、小学生の頃の77年にリバイバル公開された時に劇場で観てる。
この時は、ゴジラとコングのどっちが勝つか?
とワクワクして観たのだが、
結果は引き分け。
作り手側も、どちらか勝たせるのは難しかったのか?
作品自体は面白かったが、やるなら決着付けさせてほしかったと子供心に思った。

今回の作品は、そのリメイクではなく、モンスターバース・シリーズの1作。
公開前にアダム・ウィンガード監督がはっきりと、
「どっちが勝つかは、小学2年の時から決めていた」
とはっきり公言(笑)
どっちかが必ず勝つと決めてるものだから、凄く気になったね。
小学2年の時から長い構想ををしていたくらいだから、興味津々だった。

【注意】ここからネタバレあり
ラストまで語っているので、これから観ようとしてる方は要注意。






























いつも映画を観る前は、出来る限りネタバレを知らずに行きます。
今回は個人的に意外な目玉が用意されていた。
「ゴジラvsコング」というタイトルは確かに間違ってない。
でも、本編を拝見すると正しくは、

「ゴジラvsコングvsメカゴジラ」

だった!
私、メカゴジラは好きなんでこのサプライズは凄くうれしい!
そういえば、前作「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のレビューで、
ラストのラスト、キングギドラの生首で次回作はこうだと予想したが、
その中に平成ゴジラに登場したメカキングギドラ登場を予想したが、
まさか、同じメカでもメカゴジラだったとは。
予想より早くもハリウッド版メカゴジラの登場。

今回のメカゴジラはデザイン的にはもっと重量感が欲しかったような気もする。
動きがあまりにも素早いし、凄く強い。
デザインは一新されてるが、強いて言えばミレニアムシリーズの機龍に近い感じもする。
今回は悪役。
平成以降では善役だったが、昭和以来の悪役とは嬉しい。

その前に、肝心なゴジラとコングの対決。
どっちも接戦で完全にバトル重視だから、これは身を乗り出すように必見物。
途中でコングが優勢かと思った。
コングの素早い動きにゴジラが翻弄されてるように思ったが、
結局はゴジラが勝つ!
正直、私的にどっちが好きか?と聞かれたら、思い入れの強さでゴジラ。
確かにゴジラはコングに勝った。
でも、監督の想いか?両方に華を持たせたい気持ちがよく分かる。
それで投入されたのがメカゴジラ。
そのメカゴジラがゴジラを完全に抹殺する勢いで圧倒する。
はっきり言って、あのままの展開だったら確実にゴジラはやられていた。
(メカゴジラがゴジラにとどめを刺そうとしたのが、かつてゴジラがムートーを倒した時のゲロ吐き放射火炎だったとはw)
しかし、倒れたコングが少女の願いで、ゴジラと共闘する!
これは素直に燃えたね。
結局、完全にゴジラを圧倒する程に強すぎるメカゴジラを倒したのがコングだった。
(やはり、メカゴジラは首をもげられると死ぬ)

監督さん、上手い具合に考えたね!

だから、ゴジラ派にもコング派にも納得いかせるラストに持って行かせた上手い展開だった。
よくこの手の2大キャラのバトル物って、ヒーロー同士の対決でも(バットマンvsスーパーマンとか)、決着付けずに共闘させる方向に持って行くのが大半。
でも、本作は決着させて尚且つ共闘させる王道展開に持って行くのが良い。

この本作、はっきり言って殆ど怪獣バトルがメイン。
以前にギャレス版ゴジラやキング・オブ・モンスターズ等でも、
人間ドラマの割合がぁ…と言う感想もよく見受けられたが、
今回は完全に吹っ切れた内容で、人間ドラマはあくまでも話の進行での必要最低限に抑えられている。
「怪獣バトルを見せろ」とうるさいファンには納得の内容だったのでは?
逆に言えば人間側のキャラ描写が、以前よりは薄くなった気もするが、これはこれで監督が狙った事もあり嫌いではない。
良い意味で「ゴジラ FINAL WARS」に作りが近い感じもする。


監督のアダム・ウィンガード。
以前、2013年にこの感想日記でレビューした事のある「サプライズ」の監督。
この「サプライズ」はレビューでも絶賛してるように面白かったホラー。
他に「ザ・ゲスト」も観た事はある、主にB級ホラーを手掛けてる監督。
大作だと今回が初だが、見せ方が勿体ぶらずに堂々と見せて来る辺りは良かった。

キャストでは、

アレクサンダー・スカルスガルド ご存じ!スカルスガルド俳優一家の長男。劇場で拝見するのは主演した「ターザン:REBORN」以来か。

ミリー・ボビー・ブラウン 「キング・オブ・モンスターズ」に続いて登場。前作のレビューでルックスが男の子ぽいと書いたが、今回はマディソンの心境の変化?女の子ぽくなってイメージが変わった。

レベッカ・ホール 以前にレビューした「ザ・タウン」での女性銀行員役の印象が良くて気になった女優。久々に拝見したような気もする。

ブライアン・タイリー・ヘンリー メカゴジラを作ったエイペックスの陰謀を暴こうとする役で、今回のキャラの中では一番面白くて話を盛り上げていたキャラだった。

デミアン・ビチル エイペックスのCEOで、分かりやすく言えば悪の組織の親玉。常にお酒のグラス片手にやたらメカゴジラを誇らしげに語るキャラに、「ゴジラ対メカゴジラ」に出てきたブラックホール第三惑星人の親玉を連想させた。多分、監督はそのキャラを狙っていたかもしれない。

小栗旬 前作まで登場した芹沢博士の息子・芹沢蓮役で登場。父とは違いキャラが敵側でメカゴジラ製作に関わリモートコントロールするのに至ったのは?重要な役ではあるが、意外と出番が少なかった印象。

カイル・チャンドラー 前作に続いて登場のマディソンの父親。でも出番は今回少ない。

カイリー・ホットル やはり、人間側のキャラで最も重要だったのは、髑髏島の先住民だった幼い女の子。コングと会話が出来て通じ合えるだけに、あの展開は熱かった。


とにかく、素直に怪獣バトルがたっぷり見たい!
と言う怪獣好きにはおススメの1本!
モンスターバース・シリーズの中でも最もそこに特化していて楽しめる。
今回は地球の空洞説やスケールがデカすぎるが、巨大な怪獣にとっては地球は意外と狭い?と思わせるほどの超設定の内容も面白かった。
怪獣好きなら絶対に観ろ!
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