ビートルズみたいに歌い継がれる？

さて、日曜にＺＡＲＤのフルオーケストラ
コンサートって行ってきました。

バンドスタイルでは今までもあったのですが、
オーケストラというのはなくて。
もともとは去年の５月２日かな？だったものが
新型コロナの影響で１年延期、さらに１ヶ月
延期になって。でもここでよかった。
もう１週間先だったら俺旅行行ってるから
見に行けなかった。ありがとうビルボード。

さて公演はおとといの夜で終わってるので
ネタバレで書いてＯＫですね。
プログラム打つの大変なので写真参照して
ください。


『2021,6,27　東京文化会館大ホール＠上野・東京
ＺＡＲＤ　30th Anniverssary Premium
Symphonic Concert　〜永遠〜

指揮：山下康介
演奏：日本センチュリー交響楽団
ヴォーカル：坂井泉水
ＭＣ：中田有紀・寺尾広
ゲスト：大野愛果、徳永曉人』


場所は東京文化会館、ＢＢＦＦで何度も来た場所
なのでトイレの場所とかはばっちり；＾＾
思ったより早く着いてまずはグッズを物色。
思わず買ったグッズは１つすでに俺がネットで買っ
てた・・・ダブったのどうしよう（苦笑）
グッズ買いそろえたのでちょっとひまになって
軽く食べようと思ってすぐ上のレストランへ。
そういやあここに来たの初めてだわ。

開場時間そのものにいくと並んで混むだけなので
ちょっとズラして・・・ってそれでも並んだか。
席を探したら思ったより真ん中、もっと右よりだ
と思ってた。というかこのホールを後ろから見る
のも久しぶりだなぁ。
※ＢＢＦＦだと前から３列目がせいぜいだものなぁ。

それにしても撮影禁止のはずなのにホール入ってき
てさらっとスマホでステージを撮影してる人が
多いこと多いこと。
基本的にこういうコンサートはホールの中はコンサ
ート中であろうとなかろうと撮影禁止です、日本では。
外はいくら撮ってもいいんだけどね。
それにしても撮影機材がけっこう入ってるなぁ、
と思ったら配信があるんだ、このコンサート。
ということは映像も音もバッチリのはず。
いつか円盤化してくれますよね？
お待ちしてますよ？


さて本編ですが、まずは序曲・負けないで。
オケだけで奏でられるオープニング。

そしてその後は映像で歌う坂井さんとそこに合わせる
オケという図なんですけど、何度見ても思うけどこれ
大変だよなぁ。
というかＺＡＲＤのこの系のコンサートはアレンジ
も大変だと思うんですよ。
だってテンポや長さは変えられないから。
歌は固定映像しかないんだもん。
そこに合わせてすべてやらないといけない。
いくらみんなクリック音を裏できいてるとはいえ、
完全に合わせるっていうのはやっぱりプロだよなぁ。

それにしても表現悪いけどある意味ＺＡＲＤってずる
いバンド（？）だなぁって思うんです。
ほとんどテレビとか出てないのにＣＤやライブ音源
以外の歌ってる映像、音源がかなりある。
亡くなられてもう１４年も経つのにまだ残ってる。
書きためられてた詩なんかも残っていて、今年それ
が楽曲にされたし。


で、２曲めが揺れる想い。
2004年のツアーが最初揺れる想いだったんで、そこに
ならってるんですかね。
というか開始前にけっこうよく語られるこのセリフが
坂井さんの声で流れる。
「私はいつも本当に、言葉を、詞を大切にしてきました。
音楽でそれが伝わればいいなと願っています」

これ、2004年のツアーのときに坂井さん自身が語った
ＭＣ部分。映像にも残ってる。そういうところもなん
かずるいんだよなぁ。

オケになってサビでトライアングルが鳴り響いて。
そして最後のサビ、落ちサビっていうの？
「ダン！・・・ダン、ダン」っていう感じで響くの。
まあ文章にするの難しいんだけど。
そして次で普通に戻る。
いやぁ、オケを感じました。これがオーケストラ
アレンジなんだなぁと。

あれ？ＭＣ最初に出てきたのどのタイミングだっけ？
中田有紀さんって「あき」さんなんだね。ずっと
「ゆき」さんだと思ってた・・・。寺尾さんはＺＡＲＤ
のプロデューサー１人。想うことはいろいろあります
よね・・・。

ＺＡＲＤの曲の知られている曲は９０年代は織田哲郎
さん作曲、２０００年代になると大野愛果さん作曲の
ものが多くなります。かけがえのないものが終わった
ところで大野さん登場。名前はずっと知ってたけど
俺大野愛果さん初めて見たわ・・・。
作曲のクレジットでしか見たことなかったもんなぁ。
本人もシンガーソングライターなんですね。
で、あいさつだけしてそのままピアノへ。
ご時世かなぁ・・・。
大野さんの初の提供曲「少女の頃に戻ったみたいに」
と「少しづつ少しづつ」を演奏されていきました。

この「少しづつ少しづつ」は今年になって坂井さん
のメモをもとに楽曲化されて、SARD UNDERGRONDが出
した曲。だから坂井さんの歌はないので、インストゥ
ルメンタルで。これはアレンジしやすいのでは？（違

これ歌詞だけ画面に出るんですけど、読み方どうな
んだろう？と思いながら見てました。
「あなたも周囲も変わって
私の原因なのかな」
っていう歌詞。坂井さんならそのまま読まない気が
したんです。家に帰ってきてこれをＣＤ化した映像
見たらやっぱり周囲は「まわり」、原因は「せい」
って読んでました。あぁ、これが坂井さんの歌詞だ
なぁと思いましたよ。

次の「これからの君に乾杯」ってなんだ？って思って。
ＺＡＲＤコレクションを全部集めて俺が、まったく
覚えのない曲、と思ったら少しづつ〜と同じパターンだ。
SARD UNDERGRONDが楽曲にしてる坂井さんの歌詞の曲。
しかも作曲が川島だりあさんなんて初期のＺＡＲＤ
じゃん。
またけっこういい歌詞だったんだよなぁ。
SARD UNDERGRONDの次のアルバムいつだろう？
Forever youってたしか土曜ワイド？か何かのエンディ
ング曲で前半終了。
いやぁ・・・楽しい時間はすぐに過ぎる（涙）


後半はイメージの違う３曲がまずメドレー。
マイフレンドは正直フルコーラス版で１つの曲で
聴きたかった気もしますねぇ。ＺＡＲＤに３枚しか
ないミリオンシングルの１つだから。

そして「ロック傾向の強い２曲」
こんなにそばに居るのに、と愛は暗闇の中で。
ここは打楽器と金管楽器活躍。やっぱりそうやって
ロック感はオケになるのね。

ここで徳永さん登場。やっぱり「永遠」かぁ。
俺は映ってるＭＶの映像観ながら「どこでボンネット
開くかなぁ」とか思ってましたけど（ぇ？
徳永さんもスマートにピアノ弾いて去るだけ。
せっかくのスペシャルゲストなんだけどなぁ。
しゃべっちゃうといろいろあるからなぁ。
この公演夜公演もあるし。

アルバム曲のはずの「TODAY IS ANOTHER DAY」ま
で歌ってる映像があるってほんとＺＡＲＤってず
るい（笑）
きっと忘れない、Don't you see！も2004年の
ツアーを思わせるような流れですね。


最後のアンコールは当然「負けないで」
客席みんな手拍子つきで。正直アレンジどんな
感じだったか聞こえてないけど、雰囲気でいい。
アンコールで1曲でやるにはこの曲以外と短いん
だよなぁ（苦笑）
でもこれで終わる以外には考えられない。
これで来られるとダブルアンコールとはできない。


正味２時間１５分、楽しんできましたよ。
途中微妙に翌日の仕事のこととか頭をよぎって
しまうあたりやっぱり病んでるなぁと思いました
けど、コンサートは楽しかった。
２時間なんてすぐ。なんで仕事の２時間はこうな
らないんだろうね（涙）

さて、待ち望む円盤化。
見た瞬間何らかの予約します。
たぶん情報は入ってくるし！