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2021年06月27日02:17

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突然しゃべれなくなった人がいたら救急車を!

6月12日の日記です。


みなさま!脳梗塞は、たとえ血圧が正常で血液もサラサラでも起きることがあるから、油断せず気をつけて!
あと、突然、喋れなくなったり、呂律が回らなくなったり、意味不明な言葉を発するようになった人がいたら、すぐさま救急車を呼んで!それ脳卒中の可能性あるから。

で、一時的な脳梗塞だったら、場合によっては、発症から数時間以内にすぐ血流を良くする点滴をすれば、回復する可能性あるから。

うちの父が、おとといの朝、突然、喋れなくなって、すぐ脳専門の病院で集中治療を受けて今入院しているんだけど、検査したら脳梗塞による失語症だそうだ。

前の日の夜に、たまたまトイレの前で会ったんだけど、私が「トイレットペーパーなくなってきた」と言ったら、父は「ああ、明日買ってくる。明日買おうと思ってたから〜」と、完全にいつも通りの喋り方で、流暢に喋っていた。だから、直前まで全然、ふつうだった。
でも次の朝は、「あ」とか「う」しか言えなくなったそうだ。その場を自分は見てないけど、病院に向かう途中で電話で声を聞いたら「げんき」と言っていた。はっきり言えていなかったけれど、とりあえず「げんき」くらいは言えるみたいだった。

で、3週間前に一度体調を崩して病院に行って検査していたのだけれど、その時は、MRIの検査も血液検査も尿検査も問題なかった。血圧も正常値で、血液もドロドロになっているわけではなかった。そのときは、脳梗塞の傾向はないとのことだった。だから、脳梗塞ではないんだと思って、それは大丈夫だと思っていた。

喋れなくなって、脳専門の病院で詳しく調べたら、首の血管に、動脈硬化でものすごく狭くなっているところがあって、そのせいで血が脳に流れづらくなったことが原因で脳梗塞が起きたようだ、とのことだった( ゚□゚)

けっこう、首の血管が狭くなりすぎて脳梗塞になる人いるらしい。

そんなこともあるんかい!!
だったらなんで、脳梗塞になりそうかどうかの指標になる検査項目として、血圧とか、血管のサラサラ度合いだけじゃなくて、その首の血管の狭さを調べるのも無いのかい!?
それぜったい入れたほうがいいよね。
もう発症してから脳専門の大きい病院でないと調べる機会ないなんて。もっと早く普段から調べたほうがいいよね。かかりつけ医では、そこまでは調べなかったから、分からなかったから。

それで首の血管が一部あまりに狭すぎるから、それは治しておかないと、また再発する可能性99.9%くらいだそうで、治すには手術で広げるか、カテーテルで押し広げる方法があって、できるだけ手術のほうがいいそうだけど、手術しても大丈夫かどうかの検査をしてからどうするか決めるのだそうだ。

父の場合は、言葉以外の部分は問題ないそうで、手足は普通に動いて、脳梗塞の他の症状はないのだそうだ。言葉の部分だけに支障が出てしまったようだ。

父は、喋ることは難しいみたいなんだけど、文字は書けるみたいで、発症してからも何度か、父が、どこに連絡してくれとか、連絡事項をメモ書きしたのを看護師さんに渡していて、それを受け取っている。今、コロナウイルスで、家族でも一切会わせてもらえないから、メモ書きを通してしか伝えられないから。それを見る限り、文字は書けてるし、意味も通る文になっている。

それで、脳のなかで言葉を司るのは、ブローカ野とウェルニッケ野でしょ?ブローカ野は、言葉を音声に変換するところで、ウェルニッケ野は言葉の意味を理解するところ。自分は言語の理解に興味があるので、それだけは知ってたんだけど、ブローカ野がやられてしまうのがブローカ失語で、ウェルニッケ野がやられてしまうのはウェルニッケ失語って言うのだそうだ。ブローカ失語は、言葉の意味は分かるけど喋るのが難しいやつで、ウェルニッケ失語は、喋るのは流暢なんだけど意味が通っていないというもの。

それで、言語聴覚士のかたが検査した結果としては、父は、ジャルゴン失語ということになったそうで、どちらかと言うとブローカ失語(運動性失語)だけれどウェルニッケ失語も混ざっているとのことだった。
でも、ジャルゴン失語を調べたら、それは、言葉を流暢に発音することはできるけれど意味不明のことを言う失語症のようだから、どう考えても、父の場合はそうではなくて、意味は分かっているけれど発音ができない、というのだと思うんだけど。なんか、例えば、バウムクーヘンって言いたいのに、うまく発音できなくて、アウムウーエンとか、アーウーエみたいになっちゃった場合でも、それを「別の言葉を言っている」とか「意味の通らないことを言っている」「新しい言葉を作っている」と判断するのであれば、意味不明のことを言っているということで、ジャルゴン失語に分類され、そういうことになってしまうのかな、と思うけど。

なんか、父の場合は、9割型ブローカ失語で、若干他のも混ざってるみたいな感じなんじゃないかなあと思うんだけど。だって意味は分かってるみたいだから。あとブローカ野とウェルニッケ野の場所を調べたら、ブローカ野のところは、確かに、父の脳の画像の白くなっていた辺りだった。父の脳の画像でもう1ヵ所白くなっていたところがあったけど、それはウェルニッケ野とはちょっと違うところのようだったけど。脳を見る専門家でないから、分からないけどね。まあ白くなってなくても、何か画像では分からない支障が出る場合もあるのかもしれないけど。

あと、失語症の場合、喋れないと文を書くのも難しいみたいにネットには書いてあったり、主治医も、父について、文字を読んだり書いたりも難しいと思うと言っていたけど、全然文字は書けてるんだけどね。

どうなっているんだろうね。文字は書けるけど、なので言葉の意味は分かるけれど、その言葉を頭のなかで音声に切り替えることができない、ということなのかなあ。本人は理解はしているけど音声としての言葉にできない、書くならOK、みたいな感じなのかなあ。なんだか不思議な感じだろうなあ。聞き取るのと読むのと書くのが大丈夫なら、喋るのだけ支障あるということになるね。

読むのがどのくらいできるのか不明なんだけど、ブローカ失語の場合、漢字は分かることが多いみたいで、仮名のほうが分からないらしい。
それは、確かにそうなるんだろうなと思う。だって仮名のほうが頭で音声に変換するけれど漢字は絵のようにパッと見てそれ一文字とかで意味が分かるもの。漢字のほうが音が関係ない。それ考えると、日本人で良かったかも。こういうとき、アルファベットだけだったら、それぜんぶ、頭で音声に切り替えるようなものだと思うから。

父が、コロナのワクチンの予約をしていたけれど、今回入院したためできなくなったから、中止してほしい旨をメモ書きしたのを看護師さんから受け取った。
そこに、「○○医院にTELして、コロナワチン接種中止(19日予定)」と書いてあった。接種の種だけ書けてなかったのと、コロナワチンになってたけど、あとは書けてた。筆跡も今までの父と同じ感じだった。

漢字は書けてて、コロナワクチンのところがコロナワチンになっていたというのは、まあ、たまたまかもしれないけれど、もしかしたら、カタカナは、頭の中で音声に切り替える感じがするから、それがやりにくくて、漢字のほうが音声でなく見た目で分かるから、書きやすいのかなあと、ちょっと思った。

とにかく、今、身近な人がふつうに喋れてて、ふつうにその人とお話できるというのは、奇跡的なことだから、それはいつ、突然そうできなくなってもおかしくないから、その人の喋る音声を聞けるのは、すごく幸運なことだと思ったほうがいい。
それを、とりあえず全世界の人に言いたい。クローバー

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