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2021年06月25日11:44

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防衛費の対GDP比率が1%の日本は世界125位^^;

防衛費、まさかの日韓逆転 米国に甘え投資怠る
秋田 浩之
2021年6月21日 11:00

4月の訪米から、主要7カ国(G7)首脳会議まで、菅義偉首相は怒とうの外交日程を終えた。「自由で開かれたインド太平洋」構想を実現するため、ひとまず欧米と一緒に中国に向き合っていく足がかりができた。

そこで、大いに気がかりなことがある。日本は同構想の提唱国だが、本気で実行する体制を整えているだろうか。

残念ながら、そうは思えない。最大の問題は、安全保障の取り組みに欠かせない予算が極めて乏しいことだ。

日本の防衛予算は5兆円強で、国内総生産(GDP)の約1%にすぎない。2013〜21年度に増え続けたが、伸びはわずかだ。

その間、中国の国防費は日本の約4倍になり、経済だけでなく、軍事の影響力もすさまじい。北朝鮮は核ミサイルを持ち、ロシアによるアジア方面の軍拡も続く。

中朝ロの核に囲まれる日本は安全保障上、「世界で最も危険な立地にある」(欧州外交官)。

それなのに、防衛予算の対GDP比は世界125位であり、G7の最下位だ。金額の多寡がすべてではないが、日本の少なさは際立つ。米軍におんぶに抱っこを続け、必要な投資を怠ってきた。

米国1強の時代ならそれでもよいが、「アジアでの米軍の対中優位はすでに崩れた」(元米国防総省高官)。強い日米同盟を大前提にしても、このまま将来、日本の安定を保てるとは思えない。

文政権下で急速な予算増
北東アジアの厳しい情勢を受け、日本よりもずっと真剣に防衛に予算を注ぐ国がある。韓国だ。

17年に発足した文在寅(ムン・ジェイン)政権は18〜20年度、前年度比7.0〜8.2%の勢いで、国防予算を急増させている。

米集計によると、韓国の国防費はGDP比で2.7%となり、米国を除くすべてのG7を超えた。国防中期計画(21〜25年)では、総額約301兆ウォン(約29兆円)を予算に注ぐという。

こうしたなか、購買力平価ベースでみると、日本の防衛予算(米軍再編関係などの一部経費を除く)は18年度、韓国に抜かれた。21年度の伸び率をもとに試算すると、為替レートが動かないと仮定すれば、23年度ごろには実額でも日本は韓国に逆転されてしまう。

補正予算などを含めると、日本の防衛予算は少しかさ上げされるが、近年の伸び率は1%程度。いずれ韓国に水をあけられることは、数学者でなくても分かる。

日本の指導者はこの事実を知らないわけではない。「韓国にも抜かれているのか」。政府・自民党関係者らによると、安倍前政権の時代から、「日韓逆転」はひそかに首相官邸の会合で取り上げられ、たびたび議論された。菅首相も当然、現状に通じている。

それでも財政が火の車となり、社会保障費が重荷になる中、防衛予算は微増にとどまってきた。確かに無い袖は振れず、自衛隊にも大いに効率化の余地はある。

ただ、韓国の事情も楽なわけではない。人口は日本の約4割で、急激な少子高齢化も控える。それでも、実額で日本を超える予算を防衛に割こうとしているのだ。

自省を込めて言えば、日本はとかく、上から目線で韓国の対外路線を切り捨てがちだ。中国になびく、北朝鮮に甘い、戦略が乏しい……。当たっている指摘も少なくはないが、日本は韓国を憂う以上に、自身の安全保障を心配すべきだ。少なくとも防衛費に関しては、日本より韓国の戦略感覚の方が正常にみえる。

対北朝鮮だけではない
では、韓国はどこに投資しているのか。朴栄濬(パク・ヨンジュン)・韓国国防大学校教授にたずねると、次の2点を挙げた。

■核とミサイルの能力を高める北朝鮮に対応し、韓国型のミサイル防衛体制や、偵察力に投資する。在韓米軍の任務の肩代わりを進め、今は米軍が持っている戦時作戦統制権の返還につなげる。

■中東から韓国に至る海上交通路(シーレーン)をにらみ、海軍力を強める。イージス艦に加え軽空母などを新たに導入する。

底流にあるのは米軍頼みを改め、自主国防力を高める努力だ。中国を刺激しないよう、北朝鮮への対処を主な理由に掲げているが、「本当は中国軍の脅威も視野に入れている」(韓国当局者)。

韓国の安保戦略に詳しいキヤノングローバル戦略研究所の伊藤弘太郎・主任研究員は分析する。

「韓国近海には中国漁船が押し寄せ、中国軍艦船の動きも目立つ。中国軍機による韓国防空識別圏への侵入も頻繁に発生している。韓国が海空戦力を強めるのは、中国軍への抵抗力を高める狙いもある」

北朝鮮と地続きの韓国は準有事下にあり、日本の参考にはならないという見方もある。だが、尖閣諸島の領海に中国公船が侵入し続ける日本も、準有事に近い。

日本は韓国の動きがもたらす正と負の影響も、注視すべきだ。長年、韓国を研究する西野純也・慶大教授は「韓国は長期にわたり、米国の同盟国にとどまるだろう。そうした前提に立てば、強くて安定した韓国の方が、弱くて半島を混乱させる韓国よりも日本にはプラスになる」と予測する。

一方、日韓の軍事力が逆転すれば、外交や歴史問題でも韓国は日本への立場を強めるだろう。

勇ましい軍拡論を鳴らすのが、本稿の趣旨では決してない。むしろ逆だ。無用な挑発を避け、静かに淡々と防衛に必要な投資を続ける。これこそ日本の上策である。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD1673D0W1A610C2000000/
>中朝ロの核に囲まれる日本は安全保障上、「世界で最も危険な立地にある」(欧州外交官)。

これは、台湾よりも危険だと言う事です。
韓国どころか、台湾も今軍拡中です^^;

台湾2021年度国防部予算、過去最多の1.3兆円 新型戦闘機調達に1千億円
2020/08/13 19:16
全体の防衛費は4534億元(約1兆6400億円)に達し、20年の国内総生産(GDP、同年5月予測)の2.4%を占める。(抜粋)
https://japan.cna.com.tw/news/apol/202008130009.aspx

イタリアやドイツでさえ対GNP比2%目指しています。
G7で対中包囲網を宣言した割には、韓国よりも実行力がないのは情けない話です。
在韓米軍よりも先に在日米軍が撤退するかも^^;

装備品は勿論、給与から福利厚生まで含めて、じゃんじゃん上げないと韓国に追い付けないですw
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