時代が移り変わっても、
【お天気】の事というのは誰もが口にする共通の話題じゃないかと思います。
大多数の人が『明日も晴れてほしい』と思うでしょうが、
中には雨降りが好きと思う方もいるでしょうね。
そんな【晴天】と【雨天】がケンカしたって話がありましてね。
「人間誰しも、晴天が好きなんだよ。
気分はいいし、洗濯物は乾くし、運動会はできるし、いい事ずくめなんだよ。
雨天は引っ込んでろ!」
「何を言ってやがんだ。
恵みの雨なんて言葉もある通り、雨天が無きゃ作物も育たねえし、
ダムも干上がって、人の生活も成り立たねえんだ。
雨天こそ大事なんだよ。お前こそ引っ込んでろ!」
「よ〜し、そんな事言うんだったら、『どんな天気が好きか?』って、
人間にアンケート取ってみて、白黒つけようじゃねえか」
「望むところだ。負けた方は、二度とデカいツラするんじゃねえぞ」
なんてんでアンケートを取ってみたら
圧倒的な数で選ばれた天気が【曇り】でしてね・・・これがいわゆる【大曇天返し】という奴でしょうね。
どんどんと暖かい季節になっていくわけですが、
ここ数年の日本というのは、『やたら夏が暑い』という印象がありますよね。
地球の気候変動は日々進行しており
『気候変動は第三次世界大戦レベルの危機』だと主張する専門家もいるんですね。
そんな気候変動について、新たに
『気候変動がこのまま進めば、2100年までに1年の半分が夏になる』と
予測する研究論文が学会誌に掲載されたそうですね。
気候変動を研究するチームは、1952年から2011年までの世界中の気候情報を収集し、
北緯30度から60度のエリアの気温の平均を算出したんですが、
日本は北緯20度から46度の間に位置しているので、このエリアに含まれるんですね。
その結果、1952年は春が124日、夏が78日、秋が87日、冬が76日と、
夏と冬がほとんど同じ長さでバランスがいい感じですよね。
これが2011年になると、春が115日、夏が95日、秋が82日、冬が73日となり、
夏の期間が長くなり、春・秋・冬の期間が短くなってるんですね。
この調査の結果を基に、
気候変動が現状のまま進行した場合の2100年の四季の期間を予測した結果、
春が108日、夏が166日、秋が60日、冬が31日と、
1年の約半分を夏が占め、冬が1ヶ月程度になるという予測が導き出されたんですね。
「2100年には1年の半分が夏になるんだってさ」
「へえ〜、それはさぞや【TUBE】が忙しくなるだろうね」
「その反面、広瀬香美が涙目になっちゃいそうだね」
「あ〜そうかもね。だけどさ、40年前には、
『2020年は氷河期に入っている』って言われてたんだよな」
「それが実際はどんどん暖かくなっていって、経済だけが氷河期だよ」
果たして80年後には、どうなっているんでしょうかね?
微笑亭さん太
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