mixiユーザー(id:17855561)

2021年06月12日00:04

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褒められたい人たち

「俺って、褒められて伸びるタイプなんだよね〜」
なんてな事を仰る方に限って、
褒められるような事を何もしていないというのは、よくある事ですよね。


褒められれば誰でも嬉しいというのは当たり前ですが
『褒めると伸びる』というのは、科学的に証明されている本当の事のようですね。


人は褒められると、
脳内の報酬型と呼ばれるシステムが活性化して【ドーパミン】が放出されるんですね。
ドーパミンは幸せホルモンとも呼ばれていて、快感ややる気を与えてくれる物質なんですね。
そのため、褒められた人の脳内はドーパミンが大量に放出されて、
幸せな気分を感じたり、やる気が湧いてくるわけですね。


さらにドーパミンは、脳の構造を変化させる性質もあるようでして、
褒められると脳は、さらにドーパミンを得やすいように
脳の構造自体を強化していく働きがあるんですね。


2010年に行われた研究では、脳卒中の患者さんに対して、
【褒められるグループ】と【褒められないグループ】に分けて、
歩行のリハビリを行ったところ、褒められたグループは褒められなかったグループよりも
1・8倍速く歩けるようになったそうですね。
つまり時速100キロで歩いていたお婆ちゃんが、180キロで歩けるようになったという事ですね。


この理由としては、褒められたグループの人たちの脳は、
ドーパミンをさらに得やすいように、歩く際に必要な
神経回路が強化されたのではないかという事ですね。


このような褒める事のメリットは、仕事にも生かせましてね。
部下を怒鳴ってばかりの上司がいる一方で、褒め上手の上司もいらっしゃいますよね。


そんな上司の言動でやる気が高まった人のうち、褒められてやる気が高まった人は8割、
叱られてやる気が高まった人は2割と、褒められる方が圧倒的に人を動かす力が強い事が
アンケート調査によって導き出されたんですね。


また褒められる人は、仕事への満足感や自信、
挑戦意欲が高まりやすい傾向にあるそうですね。
これは、褒められる事で人は認められたと感じて、
承認欲求が満たされ、さらに褒められようと脳の構造を強化し成長していくからなんですね。


さらに褒められた人は、褒めてくれた人に良い印象を保つため、
コミュニケーションの潤滑油にもなると、良い事ずくめなんですね。


「褒められて嫌がる人なんて、そうそういませんよね」
「いないね〜。むしろ、褒められ過ぎると照れちゃって、仕事も頑張ろうと思うよね」
これがいわゆる【照れワーク】というやつなんでしょうね。


世の親御さんたちも、子供の才能を開花させようと思ったら、
無理してでも褒める事が必要なんじゃないでしょうかね。
「母さんはいつも俺の事、怒ってばかりだけど、少しは褒めてくれよ。
俺って、褒めて伸びるタイプなんだよ」
「うん、知ってる」
「じゃあ、何で褒めてくれないんだよ?」
「だってお前に、伸びしろがないでしょう?」
これが論破というやつですかね。


微笑亭さん太
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