続き・サザエさんとじんろくさん

元輝(げんき)は必死に訴えるようなまなざしだった。


元輝『母と櫻井のおじちゃんが男と女の関係みたいに言うみたいですが、それはおかしいですね。それでしたらサザエさんとじんろくさんはどうなるのでしょうか(。-∀-)』


佳子内親王『いきなり何でアニメのサザエさんが出てくるの(?_?)』


元輝『サザエさんの弟、カツオくんはたまにノリスケさんやじんろくさんとかまわりの大人に勉強を教わるじゃないですか』


佳子内親王『そうそうそれからカツオくんって夏休みの宿題ためて毎年、波平さんたちに手伝ってもらってるよね』


元輝『勉強が嫌いだなんて僕と同じだな(笑)』


佳子内親王『わかる私も勉強嫌い┐(￣▽￣;)┌』


雅子皇后『二人とも何をサザエさんと勉強嫌いの話で盛り上がってるのかしら(-∀-`; )』


佳子内親王『話が脱線しましたね』


元輝『話は戻りますが母と櫻井のおじちゃんはサザエさんとじんろくさんみたいなものです。知り合いに勉強教えるなんてよくあることじゃないですか』


佳子内親王『それじゃあ、質問だけど。今話したじんろくさんがカツオくんの宿題をみてあげることと同じとか言うようだけど。


そのわりには元輝くんは極端に成績が上がったそうね』


元輝『なぜ、そのような情報が(；・∀・)』


紀子妃殿下『元輝くん。あなたのクラスメイトで飯降志多蔵(いいふらしたぞう)くんっているよね』


元輝『います』


ひかる『います。お父様が政治家で。飯降志多蔵くんとお知り合いなんですか』


紀子妃殿下『志多蔵くんのお姉さん、つまり飯降さんの長女・飯降参子(さんこ)さんがうちの悠仁と同級生で私と飯降さんはママ友なんです』


ひかる『そうなんですか』


紀子妃殿下『今回は飯降さんちに遊びに行ったときに私は悠仁の家庭教師について相談したのです。そしたら執事さんから元輝くんの成績が極端に上がったと話されてました。


それでとても有能か家庭教師がついてるかもしれないと話されてました』


情報は流れるためにあるんですね


ひかる『世間は狭いですね』


紀子妃殿下『しかし、翔くんがそれだけのことを元輝くんにしてるということはひかるさんは何を翔くんにお礼をしてるのかしら』


紀子妃殿下は疑惑の目をひかるに向けた。


もしお礼の話が無いと櫻井とひかるは男女の関係、ただならぬ関係であると証明することになりそうだった。


ひかる『櫻井くんには晩ごはんをごちそうしてます』


紀子妃殿下『晩ごはん』


秋篠宮殿下『あれだけのことをしてもらってるのに晩ごはんだけですか(?_?)』


元輝『お言葉を返すようですが母の料理は美味しいし絶品中の絶品です』


紀子妃殿下『一流シェフの料理ではないのでしょう』


ひかる『櫻井くんは美味しいと言ってます』


紀子妃殿下『それにしても家庭教師のお礼にそれだけというのはちょっとあれですね』


秋篠宮ご夫婦は突っ込んでばかりです┐(￣▽￣;)┌



話はまだまだ続きます