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2021年06月02日00:23

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手塚治虫漫画全集

手塚治虫漫画全集、全400巻のふれ込みで刊行されたのが、「三つ目がとおる」が連載されていた頃、「バンダーブック」が放送された頃だから、日本テレビの24時間テレビがスタートした頃に遡る話。
私はまだ小学生だったんじゃないかな?

私はまだてっきり「手塚治虫漫画全集」は現行の刊行物だと思っていたんだけれど、どうやらさにあらず・・・

先頃に大阪阪急百貨店で開催それた手塚治虫の原画展の物販では、文庫版の全集(こちらは全200巻。ただし単行本の倍のページ数で、収録作品は先の単行本の全集よりも少しばかり多い)しか並んでいなかったので、「もしや」と察したのでした。

かつて全集が出揃うまでに秋田書店のサンデーコミックスや少年チャンピオンコミックス、大都社の大判の短編集やら、朝日ソノラマのサンコミックス、講談社のKCスペシャル等で揃えていた作品以外のモノは、漫画全集で揃えていた私でしたが、ここに来て「漫画全集」そのものが絶版ということになると、それはそれで「物欲」がムクムクと湧いてしまうのが私の悪い癖。

ダブろうがなんだろうが、揃えてみたくなってしまった。
それと、ソレ用の本棚を作ってしまった事でも拍車かかかってしまった。

古書店巡りやネットで、残すところ後5冊まで追い詰めたけれど、この「後5冊」がなかなかの難物。

残る5冊の内訳は以下の通り(★は最終巻)

「ブッダ」、15巻★
「アドルフに告ぐ」、4巻、5巻★
「火の鳥(太陽編)」、14巻、16★

手塚治虫漫画全集で、手塚治虫の生前に発刊されて300巻には、それぞれの作品の最終巻(「どろろ」なら第4巻、「鉄腕アトム」なら第18巻)には手塚治虫が自ら作品を振り返った「あとがき」が掲載されているので、最終巻だけ買ってる人達もいるようで、古書市場に最終巻は出回りにくい様子なのだ。

「ブッダ」の15巻は生前に刊行された300巻だから「あとがき」アリ。
「アドルフに告ぐ」と「火の鳥」は、手塚治虫の没後に刊行されてので「あとがき」はないけれど、重版を重ねた回数が少ないので、基本的に希少。


流石に、先の残り5冊のピンポイントが古書店の店頭に並んでいる事はかなり厳しい。
そう考えたので、知り合いの本屋さんに「ものは試し」で新刊で注文をしてみたところ、問屋さんから「在庫ゼロ」、「絶版ではないけれど、重版の具体的な予定なし」との回答を得た。

でも、このままの状態では「限りなく絶版寸前でしかない」んだが・・・

現実としては、もはやこうなると気長に収集するしかない。

まぁ、本来は気長にポツリポツリと買い集めるするつもりだったのが、いつの間にかヒートアップしてしまっていた。

いかん、いかん。

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